陶芸工房 朝

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焼き〆水指

2006年01月10日 | 作品紹介

2006_007 少し小ぶりですが、味のある水指ができました。今回の窯の作品です。

 一口に「焼き物」といっても、一つのものを創り上げるまでには、たくさんの過程が必要です。いかに轆轤がうまく挽けていても、焼きあがってみないと、そのでき不出来は分かりません。

 中でも一番難しくて、一番予測のできないのが、焼成でしょうか。焼成の前に、何処にどんなアクセントをつけて、どんなものにしたいのか、焼き上がりを予測しながら考えます。でも、なかなか狙い通りにいかないものなのです。(電気やガスならまだしも、薪窯の場合は、ほとんど予測どおりにいきませんね。) 私も、狙いがかなうまで、二度焼き三度焼きすること、しばしばです。大概の場合、二度焼けば焼いただけ作品に「重みと趣」が加わります。(でも、なかなかしんどいことです)

 私たちの目指しているのは、納得のいくものづくりです。自分の発想を大切にしながら、より良いもの、より納得のいくもの、を作り出していきたいと、がんばっています。今、そんな「ものづくり」に共感してくれる仲間を募っています。仲間が多ければ多いほど、アイディアも,楽しさも多くなるからです。「焼き物」に挑戦して見たい方、ぜひご一報下さい。


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