陶芸工房 朝

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平成30年の除夜の鐘です。

2019年01月01日 | 日記・エッセイ・コラム

近くの清水寺から除夜の鐘がきこえてきます。

平成の年号が迎える最後の夜の鐘です。

 

 

中国宋(そう)代から始まったとされる除夜の鐘。

凡夫(ぼんぷ)の煩悩(ぼんのう)を108種とし、その消滅を祈念するといわれるものです。

心を纏縛(てんばく)して修行を妨げるもの、

無慚(むざん)・無愧(むき)・嫉(しつ)・慳(けん)・悔(げ)・睡眠(すいめん)・掉挙(じょうこ)(こんちん)・忿(ふん)・覆(ぶく)

これらの10種と人々を迷いに結縛(けちばく)する98結からなる108の煩悩、そっこから心を解き放すのだそうです。

 

                                                                                 静岡市葵区音羽町の清水寺鐘楼

 

災いの多かった2018年(平成30年)、次の時代が安らかで平和なものでありますように。

浜の寺山の寺より除夜の鐘    きくちつねこ

 

 

 



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