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バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

ある日突然

2006年07月13日 | 成長記録
あんなにイヤがっていた帽子を自分からかぶるようになって(逆に最近では脱ぎたがらなくなり)、何度トライしても拒否していたリュックも急に背負うようになったバンビ。
その気持ちの切り替えって何がきっかけなんだか、母にはさっぱりわからないけど、取り合えず結果的にオーライなのでまぁいいか。

この3ヶ月センターで歯磨きするたび練習していた”ブクブクチュ”=うがいも、ずっとごっくんと飲んでばかりだったのに(ちなみに歯磨き粉は使ってませんが)、今日突然プシューって口から出せるようになった。
私もびっくりして嬉しくて誉め倒したら?、バンビも嬉しかったのか何度も何度もやってくれた。おかげでシャツはびしょびしょになったけど。

そうやってできることが1つずつ増えて、少しでもバンビが自分に自信を持てるようになれば、それが積み重なってもっといろんなことができるようになるんだろうな。がんばれー、バンビ!

で、木曜は週に1度の個別指導(いつもは心理)だったのだけど、一度OTの先生に身体の方もチェックしてもらったら良いのではという話になっていて、今日見てもらった。結果は以下のとおり。

・筋力は全般的に弱い。特に身体の左側の方が弱い。あと身体をひねった時、左の方が硬い。
・左胸の方が骨が出ているのは前から気づいていたけど、右側の肩甲骨も左に比べて出ているらしい。
・歩いたり、トランポリンで飛んだりするのを見ていると、足首・足の指がまだうまく使えていない。足の裏がぺたぺたしたカンジ。
・姿勢が良い時もあるけど、やはり筋力のせいですぐ腰が曲がってくる。身体の体幹回りの筋肉(腹筋・背筋・わき腹)が弱い。
・歩くとき膝が伸びていない。それで腰を曲げてるとおじいちゃんみたいな歩き方に見える。

と、まぁ筋力が弱いことについてはいまさら言われるまでもないのだけど、特にバンビの場合は、筋力に左右差がある(左が弱い)のと、膝・足首・足の裏・足指などがまだまだうまく使えてないということがわかった。
左右差は得意な方ばかり使うようになって、ますます差が広がっていくので気をつけないといけないらしいけど、それに対しては弱い方を鍛えるのではなく、全身の筋力を上げていくことを考えた方が良いのだそうだ。

でどうすればいいかと言うと、まずはとにかく歩くこと。(これは幼児グループのN先生にも言われたばかりだけど。)
普通の平坦な道よりは、丘のようななだらかな高低差のあるところを歩くのが良いらしい。いろいろな感触の上を歩かせるのも良い。それと、バンビの好きな階段は今はまだ問題ないけど、足に故障がある場合等は上りは良いけれど下りは負担が大きくなるので避けた方が良いのだそうだ。

そっかー、運動面でもまだまだ課題はあるんだなぁ。でもそういうことがわかっただけでも、やっぱりプロに見てもらうのって大事だなって思いました。
焦らず少しずつがんばっていこっと。