バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

音楽療法

2006年07月24日 | 成長記録
月曜日はセンターで音楽療法。今日は音楽指導専門の先生による直接指導の日だった。
バンビは太鼓も上手に叩けるようになったし、マラカスも最初に1本選んで、2回目にそれと同じものをもう1本取ってと言われた時も(つまり色違いのマラカスが人数分のセットで用意されていた)ちゃんとできたし。 言葉での指示が入るようになったのがわかる。やりたい人と言われると、積極的に手を上げて前に出ていくし。成長したなーと感じた。

終わってから先生と個別に話をする機会があったのだけど、何と先生のお宅のご近所にPWSのお子さんがいて個人指導をもう何年も続けているのだそうだ。
だからそのお子さんを通じてPWSのことも、それに竹の子の会(親の会)のこともご存知だった。

バンビが時間中に椅子の間に手を挟んで泣いたのだけど、先生はそれでもう今日はダメになってしまうかなと思って見ていたらしい。でも、すぐに機嫌が直って、調子よくマラカスを振ってるのを見て、気持ちの切り替えがうまくできてますねと誉めてくれた。
私が心配しているPWSのコの社会性の問題も、”PWSだから”ではなくやっぱり個人個人に負うところが(環境とか、周りの接し方とか)大きいのではともおっしゃっていた。
そういうPWSのことを理解して見守ってくれる方が身近にいるのはとても心強い。ちょっと話を振ってみたら、条件が整えば親の会の集まりでも指導してもらえそうな雰囲気だった。
人脈って貴重だもんねー。大事にしなくては。

午後、2学期以降の療育内容を決めるために、担当の先生にアセスメントを受けた。バンビの課題は、手と目の協応とか手と足(身体だったかな?)の協応、身体のバランス。それに情緒面。というわけで、現在の「感触(スライムとか粘土とか)」を「操作(ボタンとか?)」に変更。「音楽」は本人が好きそうなので継続して、後は心理の時間を少し減らして、OT・PTを入れる方向で検討してもらうことになった。