バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

道は続く

2010年09月08日 | 障害児の親
このところ病気のことやら身内の不幸など暗い記事続きですみません。

皆さんから励ましのコメント&メールなどいただき、本当に心強いです。
どうもありがとう。

今のところ 身体の方は特に不調を意識するでもなく生活できているし(心のどこかに癌のことはずっとあり続けるけど)
オットの実家のことは まだまだこれから片付けなきゃいけないことはいろいろあるけど、まぁそれもぼちぼちこなしていけると思います。


で、皆さんから励ましをいただいた中で 特に嬉しかったのが
”(子どもがPWSだとわかり)落ち込んでいた時、このブログで元気をもらいました。”っていう内容のメッセージ。

まぁ、こんなだらだら日記のブログでも誰かしらに何かしら役に立つことがあれば単純に嬉しい。

そして、何人もの方が ”自分も何かできることを”と考えてくれていること。
これが最高に嬉しくて、ほんと気持ちが暖かくなった。


このブログでも何度も書いているとーり
私は自分がどん底状態だった時、親の会の先輩ママさんに励ましてもらったことで、”自分一人でがんばらなくてもいいんだ。”と思えて、救われる想いがした。
元気にとことこ歩いている、いっぱいおしゃべりしているPWSの子ども達の姿に ”あぁ、うちの子もあと何年かしたらこんな風になれるんだ。”って思ったら
大げさじゃなく、希望の灯りを点してもらえたような気持ちになった。

あの時のことは 絶対に忘れない。

あれがあったからこそ 私はプチひきこもりから抜け出し、”バンビのためにできることは何でもしよう!”と前向きな姿勢になることができたんだもん。

あの頃のことをとても感謝しているから、自分がしてもらって嬉しかったことを
あとから続く新しいママさん達にもしてあげたい と思ったし、だからこそブログも始めた。

ちなみに、日々の生活をmiixiじゃなくブログで公開していることも、(mixiにはもちろんmixiの良さがあるんだけど)敷居を低く・間口を広くしておきたかったことと
あとはまぁ PWSの身内・関係者以外にも広くPWSのことを知ってほしい という気持ちがあってのことなんだよね。


バンビより小さい子のママさん達が ”私も自分のできることをするね”と言ってくれるのは 本当に勇気100倍!なカンジ。
いつかできるようになったら でいい。
ブログを公開するでも、他の(より小さな子の)ママさんに声をかけてあげるとかでも 何でもいい。自分のできる範囲のことで構わない。

”我が子のため”だけじゃなく、”他の誰かのため”、”みんなのため”に動こうとしてくれる気持ちが大切だし、それはきっと次につながっていくはず。


一人では歩きにくい荒れた小道も、みんなで歩いていくうちに いつか大きな道になる。
後から歩いてくる人は きっともっと歩きやすくなるはず。
そして、道が大きくなれば 私達の声はずっと先まで届くかもしれない。
何かいいことあるかもしれない。
信じて力を合わせていこうね。この道は終わりなく続く道だから。
そう、この世界 ”みんなのためは我が子のため、我が子のためはみんなのため”だよね。 

メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp
コメント (6)
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