小さな星に 2006年04月10日 | suzuのメッセージ バンビが寝るとき、大抵 絵本を彼が選んでそれを私が読むのだけど 今日のお昼寝は、私が自分で選んだ。 「100万回生きたねこ」 バンビの笑顔をみつめながら、命や運命について想いを馳せて絵本を読んだ。 涙が止め処なく流れた。 遠い空の小さな星に 心からの祈りを捧げます...。
給食 2006年04月10日 | 日々の出来事 センター通園2日目、前回バスは大変だったので自転車通園に切り替えました。 雨や風の日はちと辛いけど、時間的にははるかに楽だし気分も良いし。 で、いままで通っていた幼児グループ(民間の療育施設。もちろん今年も通いますが。)はお弁当なので 箱もそれぞれだし中身も当然違うけど、給食は基本的にみんな一緒。 バンビが自分のを食べ終わっても、まだ周りに同じ食べ物があったりするわけです。 まだ過食が始まっていないバンビでも、自分の好きなものが目の前にあれば手を伸ばそうするけど でも「人のものを食べてはいけない。」それがルールだってことを 今のうちからきちんと教えておかなくては。 給食はそういう意味でいい訓練だと考えてます。 しかし、いちごジャムサンドとか出されちゃうのよねー。 さり気なく私の普通の食パンと取り替えたけど。こういうのいつまで通用するかなあ?
お留守番 2006年04月09日 | 日々の出来事 今日は母のみ用事で外出、バンビはパピ(夫)とお留守番。 1日いい子でパピちゃんと機嫌良く遊んでいたみたい。 プラダっこは人見知りをしないと言われているみたいだけど 人見知りがないってことはつまり母(身内)への愛着も弱いってこと? (誤解招きそうだけど、母親への愛情がないということではありません♪) もちろん個人差あるだろうけど、他のママさんも「すぐ誘拐されちゃいそうだよね~。」って言ってたし、人好きだから身内と他人の境界線が曖昧なのかな。 バンビも、私がいなかったら泣いて探すというようなことは全くなくて、母子分離はぜんぜん平気。 そういう面では手がかからず楽といえば楽なんだけど、母としてはやっぱりちと寂しい。 だけど私が夕方帰ってきてからは、私の手を盛んに引っ張ったり足にまとわりついてきたりして、いかにも構ってほしげなバンビ。 抱っこしていっぱいぎゅ~して遊んであげたら、とても嬉しそうに笑ってくれて。 母も1日何だか寂しかったから、それでほっこりhappyな気持ちになりました。
桜の季節に 2006年04月08日 | バンビの生い立ち(ブログ公開まで) バンビがまだおなかの中にいる時、私は「ベビちゃん」と名前を付けて呼んでいた。 産院への行き帰りにいつも通る桜並木を見上げては、”つぼみが膨らんできたよ”とか ”やっと咲いたよ、綺麗だね”とか、ベビに話しかけていた。 毎年散る花を惜しむ気持ちがあったけど、その年だけは”葉桜の頃会えるんだね”って 毎日ほんとに心待ちにしていた。 あの頃はまさかベビに障害があるなんて思いもしなかったし、その後の(今みたいな)生活も想像すらしてなかった。 あれから3年。あっという間に流れた時間。 桜が咲く頃になると今だって心浮き立つ気持ちになるけど、でもベビと会話してた頃のことを思い出して鼻の奥がツンとしてくる。 きっと毎年桜の季節になると、あの時の自分を懐かしく思い出すことになるんだろう。 そんなわけで、桜は私にとって大好きだけどちょっとせつない花になりました。
母のお気に入り① 2006年04月07日 | お気に入り&おすすめ メッセンジャーバッグです。自転車に乗って書類を配送する人が使うバッグ。 だから軽くてたくさん入るし、雨降っても中は濡れないし汚れに強い。子連れの外出にとっても便利。 私は鞄大好き女でついいろいろ買っちゃうんだけど、レスポは最近よく見かけるし AIGLEも気に入ってるんだけど、自転車に乗るとき肩こりがひどくなる。 何とかならないかと思って探してるうち、行き着いたのがこれです。 いろんなスポーツメーカーからも出てるけど、このクランプラーのは3点止めなので身体にフィットするのがいいカンジ。名前も「THE SOUPANSALAD」でかわいい。
今日から通園 2006年04月06日 | 日々の出来事 3月までは週1で1時間だった発達センターでの療育が、今日から週2日の通園になりました。 バンビは学年でいうと来年「年少」なので、今年はまだ母子通所。 10時前に出て帰りは4時という長丁場で、とっても疲れた~。 (シフト制のバスを待ってる時間と、ぐるっと回っていくので乗ってる時間が長いせいだけど。) 心配していた給食は、量が多くてびっくり。 バンビの1日のカロリー摂取は現在900kcalが目安なのに、昼食だけで374kcalもある。(多い日は450kcal越えてるみたい。) ”揚げ物は代替対応しますが、量はお母さんが加減してください。”って言われたけど、目の前で減らされたらそのうち怒るんだろうなぁ。 障害児ってひと言でいってもいろんな症状の子どもがいて、じっと座って自分でご飯を食べられるということだけでも 当たり前のようでいて実はすごいことなんだって改めて思ったりした。 なかなかがんばってるじゃん、バンビ。母も体力つけて着いていくよー!
バンビについて 2006年04月06日 | バンビの生い立ち(ブログ公開まで) バンビ自身についての紹介です。 2003年4月生まれ。男の子。帝王切開にて出産。 低筋緊張、吸てつ反応ナシ、停留睾丸、小顎が認められNICUに入院。 心室中核欠損症の合併症が判明。(心臓に小さな穴が開いてます。) 生後2日目にプラダー・ウィリー症候群の疑い有りということで検査。 欠失型ではなく、UPD(片親性ダイソミー)であることが1ヶ月後に確定。 生後3ヶ月弱で退院。 以下 既に記憶がちょっと曖昧だけど、発達の記録。 首すわり:9ヶ月頃、寝返り:10ヶ月頃、お座り:12ヶ月 ハイハイ:1才3ヶ月、つかまり立ち:1才5ヶ月、つたい歩き:1才7ヶ月 独歩:2才1ヶ月 現在は、階段昇降に挑戦中。低い段ならつかまらずに何とかというところ。 運動面の発達は、PWSとしては少し早い方かも。 言葉はこちらの言うことには大体理解して反応するが、本人の発語には至らず。 しきりに何かしゃべっているけど、喃語の域を出ない。 身長は現在約90cm。健常児より少し小さめ程度。(たぶん-0.5SDくらい) ※SDスコアについては、こちらのホームページをご参照 成長ホルモンは規定範囲外なので、使ってません。 体重は11.8kgなので、こちらも普通の少し痩せ寄りというカンジ? 過食はまだ始まってない模様。 写真は退院直後のもの。生まれた時から髪がふさふさ。(てか、ぼーぼー?)
「バンビ・わーるど」へようこそ 2006年04月06日 | suzuのメッセージ 「バンビ」は2003年の春、我が家にやってきた初めてのコドモ。 「プラダー・ウィリー症候群(PWS)」という染色体異常による障害をもって生まれてきました。 なぜ「バンビ」かとういうと、それは私の中の”すらっとした男の子”のイメージで。 (ずっとそうあってほしいな、という願いも込めて。) これからそんなバンビと私の日々を気ままに書いていこうと思います。 まずは、バンビの成長の記録を残していきたい。 (物事を忘れやすい母なもので。) そして、このブログを通じてPWSのことを少しでも多くの人に知ってもらえたら さらにさらに、PWSの子どもに関わる人達の輪が広がっていければ嬉しいです。