「刑事コロンボ」第13話「ロンドンの傘」はタイトルの通りロンドンが舞台です。
カメラを片手に写真をとりまくるコロンボには笑ってしまいました。
「奥様は魔女」で愉快なドクター・ボンベイを演じていたバーナード・フォックスがスコットランド・ヤードの刑事さんになってました。
この刑事さんと被害者の家の執事の話す英語がいかにも「ブリティッシュ!」という感じで楽しかったです。
犯人が言う台詞の中に"------, sinker" というのがありました。
最初のところは何と言ったか聞き取れなかったんですが、これはきっと「イディオム」に違いないという気がしたので、sinkerを使ったイディオムを調べてみたらありました。
"hook, line and sinker" です。 そうそう確かそんな風に言ってた気がする。
「全く、徹底的に」という意味でした。
魚が針も糸も、おもりも全部飲み込んでしまうことからきたイディオムだそうです。
誰かにすっかり夢中になるなんていう時に
"He fell for her hook, line and sinker." みたいに使えます。
Googleで検索したら、"fall for" とセットになって使われてる例がたくさんありました。
ドラマではコロンボをみくびった犯人が「まんまとひっかかった!」と笑ってました。でもコロンボはそう簡単に騙されませんよ。