ニューオーリンズ・トライアル/陪審評決 プレミアム・エディション [DVD] | |
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また見ました。
既にこの映画からピックアップした単語や表現は100を超えてるんですが、それでも見るたびにインプットが増えます。
ダスティン・ホフマン演じる弁護士の質問に答える男性の証言。
I mean, most people got a college degree. And about the only thing I'd get was the third degree.
"get the third degree"は厳しい尋問や取り調べるを受けるという意味で、その前の大学の学位のdegreeとかけたジョークになっています。
こういう掛け言葉のジョークは日本語にするのは難しいでしょうね。
字幕では「警察沙汰ばかりで学校へ行く暇がなくて」となっていました。
Got time to see her to her car?
彼女を車のところまで送ってくれ。
人を~まで送り届けるという意味の "see someone to" はビジ英の巻末のPhrasal Verb Diversion に出てきた表現。
こういうさりげない表現が耳に残ると嬉しいもんです。
室内にいる人に電話をかけて外に出てきてくれという時に使っていた
"Meet me out front" という言い方。
数日前にドラマ「フリンジ」で "Meet you out front" (これは中にいる人が外にいる人に使ってました)と言っているのを聞いたばかり。
「建物のすぐ外にいるから」という意味の"front"、言えそうで言えない。
裏音声で聴ける監督のコメンタリーで面白いと思ったのが、スタートから80分あたりの、マーリー(レイチェル・ワイズ)がフィッチ(ジーン・ハックマン)に取引を持ちかけるシーン。
試写の後、たくさんの人からこのシーンが好きだと言われて、監督は驚いたそうです。
多くの人はここで初めてマーリーに感情移入をしたようです。
私もそうでした!
こういうのは監督にも予測がつかないんですね。面白いもんです。