「こんにちわッ、テディちゃでス!
きょうはァ、どくしょたァ~いむッ!」
「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!読書の春です!)
こんにちは、ネーさです。
ネーさ的には、アートでお出掛けの春もアリだと思うのですが、
本日は、張り切って読書タ~イム!
ステキな御本を、さあ、どうぞ~!
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―― 陰陽師 蒼猴ノ巻 ――
著者は夢枕獏さん、2014年1月に発行されました。
『蒼猴ノ巻』は『そうこうのまき』とお読みくださいね~♪
「わほゥ~♪ せいめいさんだァ~♪」
「ぐるるるるがるぅ!」(←訳:博雅さんもいるぅ!)
先日は、夢枕さん著の全5巻から成る大作『大江戸恐龍伝』を御紹介いたしました。
一方こちらは、ロングセラーであり
根強い人気を誇る《陰陽師》シリーズの最新単行本です。
収録されているのは、
安倍清明(あべのせいめい)さんと
源博雅(みなもとのひろまさ)さんが、
平安時代の現世(うつしよ)に、
はたまたあの世?でも活躍する短編作品10編!
「おッ! さくらァさくゥ!」
「がるるぐるる!」(←訳:お花見ですか!)
満開の桜のもと、
酒盃を傾けている清明さんと博雅さん。
そんなシーンから始まるのは
御本の冒頭に収録されている『鬼市』です。
美しい桜の花とは対照的に、
不穏な響きを有する『鬼市』とは……
清明さんのお屋敷の塀外から聞こえる
妖しい声とは……
「こここッ、こわいィねッ!」
「ぐるぐるがるるぐる!」(←訳:でもこの怖さがいい!)
10作品の中、
とりわけおすすめしたいのが、
『月の路』。
御本題名の《蒼猴(そうこう)》とは、
この作品に拠るものなのでしょうね。
「そうこうッてェ、なにのことォでスかッ?」
「がるぐるる!」(←訳:暗号みたい!)
『猴』とは、猿(おサルさん)を意味する漢字です。
月が冴え冴えと天にかかる或る夜、
清明さんと博雅さんは
蝉丸法師(せみまるほうし)さんとともに
琵琶湖へ舟をだしました。
と、不思議な風に
舟が流されてゆくではありませんか。
流れ着いた先で待つさらなる不思議とは……?
「よみおえたァあとでェ~」
「ぐっるがるぐるるる!」(←訳:グッと来る御話です!)
この御本では、
夢枕さんの思いが詰まった『あとがき』も
10編の物語に優るとも劣らない美しさ!
さあ、《陰陽師》ファンの皆さま、
蒼猴さんの切ないストーリー&楽しい『あとがき』で
贅沢な読書タイムをお過ごしくださいな~♪
きょうはァ、どくしょたァ~いむッ!」
「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!読書の春です!)
こんにちは、ネーさです。
ネーさ的には、アートでお出掛けの春もアリだと思うのですが、
本日は、張り切って読書タ~イム!
ステキな御本を、さあ、どうぞ~!

―― 陰陽師 蒼猴ノ巻 ――
著者は夢枕獏さん、2014年1月に発行されました。
『蒼猴ノ巻』は『そうこうのまき』とお読みくださいね~♪
「わほゥ~♪ せいめいさんだァ~♪」
「ぐるるるるがるぅ!」(←訳:博雅さんもいるぅ!)
先日は、夢枕さん著の全5巻から成る大作『大江戸恐龍伝』を御紹介いたしました。
一方こちらは、ロングセラーであり
根強い人気を誇る《陰陽師》シリーズの最新単行本です。
収録されているのは、
安倍清明(あべのせいめい)さんと
源博雅(みなもとのひろまさ)さんが、
平安時代の現世(うつしよ)に、
はたまたあの世?でも活躍する短編作品10編!
「おッ! さくらァさくゥ!」
「がるるぐるる!」(←訳:お花見ですか!)
満開の桜のもと、
酒盃を傾けている清明さんと博雅さん。
そんなシーンから始まるのは
御本の冒頭に収録されている『鬼市』です。
美しい桜の花とは対照的に、
不穏な響きを有する『鬼市』とは……
清明さんのお屋敷の塀外から聞こえる
妖しい声とは……
「こここッ、こわいィねッ!」
「ぐるぐるがるるぐる!」(←訳:でもこの怖さがいい!)
10作品の中、
とりわけおすすめしたいのが、
『月の路』。
御本題名の《蒼猴(そうこう)》とは、
この作品に拠るものなのでしょうね。
「そうこうッてェ、なにのことォでスかッ?」
「がるぐるる!」(←訳:暗号みたい!)
『猴』とは、猿(おサルさん)を意味する漢字です。
月が冴え冴えと天にかかる或る夜、
清明さんと博雅さんは
蝉丸法師(せみまるほうし)さんとともに
琵琶湖へ舟をだしました。
と、不思議な風に
舟が流されてゆくではありませんか。
流れ着いた先で待つさらなる不思議とは……?
「よみおえたァあとでェ~」
「ぐっるがるぐるるる!」(←訳:グッと来る御話です!)
この御本では、
夢枕さんの思いが詰まった『あとがき』も
10編の物語に優るとも劣らない美しさ!
さあ、《陰陽師》ファンの皆さま、
蒼猴さんの切ないストーリー&楽しい『あとがき』で
贅沢な読書タイムをお過ごしくださいな~♪