「こんにちわッ、テディちゃでス!
きょうはァ、どこへェ~おでかけかなッ♪♪」
「がるる!ぐるるがるるるる?」(←訳:虎です!お弁当つくろうか?)
こんにちは、ネーさです。
ええ、そうですね、今日もお出掛けしちゃいましょうか♪
ただ~し!
目的地は……はい、こちらの御本の中の、遠~い宇宙ですよ~!

―― 宇宙のランデヴー ――
著者はアーサー・C・クラークさん、原著は1973年に、
画像の改訳決定版は2014年2月に発行されました。
英語原題は『Rendezvous with Rama』、
ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞と、
SF界の名だたる賞をかっさらいまくった不朽の名作です!
「うちゅうゥ~??」
「ぐるるがるっ!」(←訳:確かに遠いっ!)
地上の尺度で見れば、ええ、たいそう遠い“宇宙”。
でも、銀河的な尺度で見直すと、
そう遠くもないじゃん!
むしろ目と鼻の先じゃん!なのが
この御本で描写されている“宇宙”です。
だって、そこは太陽系内。
地球人にとっては庭のようなもの。
「えェ~?
テディちゃ、ろけッとォ、もッてないィもんッ!」
「がるるぐっるるるるがるる!」(←訳:ボクも持ってないよ宇宙船!)
一般市民は宇宙旅行なんてしたことない、のは
未来の世界でも同様なのでしょうか。
クラークさんが語るこの物語では――
ときは、22世紀。
人類は太陽系内の居住可能な惑星・衛星へと移住し、
《惑星連合》が形成されています。
水星や、火星や、月……
「ふァ~、じんるいィのォ、うちゅうしんしゅつゥ!」
「ぐるがるぅ!」(←訳:雄大だなぁ!)
或る日、
レーダー網が尋常ならざる物体を捕捉しました。
木星の軌道の外に
新しい小惑星発見?
高速で移動しているその小惑星は、
宇宙の迷子のような存在かと思われました。
太陽系を訪れるのはこれが最初で最後、
木星、火星、地球、近世、水星の軌道を次々に過ぎりながら、
太陽近辺をひとまわりして、
ふたたび未知の空間に飛び出してゆく
はぐれ者の星。
天文学者たちはこの惑星に
ラーマ、という名を与えましたが……
「ふしぎィなァ、なまえェ!」
「がる?ぐる??」(←訳:あれ?でも??)
「なんだかァ、へんッ!」
インドの神話『ラーマーヤナ』から名を得たその星は、
観察するうち、
迷子から異端児へと変貌してゆきます。
もしや、ラーマは小惑星ではなく……
人工物?
「ひええええッ!」
「ぐるるるぅ??」(←訳:ホントにぃ??)
ラーマ調査のため、
太陽系調査研究艦エンデヴァー号は
接近を試みます。
ノートン艦長ら、乗組員がそこで目撃したものとは――
「もういッかいィ、ひええええええェッ!」
「がるるぐるっがる?」(←訳:ホントなのっこれ?)
さすがは巨匠クラークさん!
執筆されてからずいぶん時が経っていますのに、
科学の常識や知識にも変化が生じておりますのに、
違和感がほとんどありません!
有り得る未来、
起こり得る事象、として
現代の私たちが読んでも楽しめる《科学SF》になってます♪
「これがァ、ほんとにィ、おこッたらァ~…」
「ぐるるるるっ!!」(←訳:どうしようっ!!)
枝の下でお花見しながら、
さあ、はるかな宇宙の出来事にも
想いを馳せてみてくださいね。
全活字マニアさんに
おすすめの一冊です!
きょうはァ、どこへェ~おでかけかなッ♪♪」
「がるる!ぐるるがるるるる?」(←訳:虎です!お弁当つくろうか?)
こんにちは、ネーさです。
ええ、そうですね、今日もお出掛けしちゃいましょうか♪
ただ~し!
目的地は……はい、こちらの御本の中の、遠~い宇宙ですよ~!

―― 宇宙のランデヴー ――
著者はアーサー・C・クラークさん、原著は1973年に、
画像の改訳決定版は2014年2月に発行されました。
英語原題は『Rendezvous with Rama』、
ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞と、
SF界の名だたる賞をかっさらいまくった不朽の名作です!
「うちゅうゥ~??」
「ぐるるがるっ!」(←訳:確かに遠いっ!)
地上の尺度で見れば、ええ、たいそう遠い“宇宙”。
でも、銀河的な尺度で見直すと、
そう遠くもないじゃん!
むしろ目と鼻の先じゃん!なのが
この御本で描写されている“宇宙”です。
だって、そこは太陽系内。
地球人にとっては庭のようなもの。
「えェ~?
テディちゃ、ろけッとォ、もッてないィもんッ!」
「がるるぐっるるるるがるる!」(←訳:ボクも持ってないよ宇宙船!)
一般市民は宇宙旅行なんてしたことない、のは
未来の世界でも同様なのでしょうか。
クラークさんが語るこの物語では――
ときは、22世紀。
人類は太陽系内の居住可能な惑星・衛星へと移住し、
《惑星連合》が形成されています。
水星や、火星や、月……
「ふァ~、じんるいィのォ、うちゅうしんしゅつゥ!」
「ぐるがるぅ!」(←訳:雄大だなぁ!)
或る日、
レーダー網が尋常ならざる物体を捕捉しました。
木星の軌道の外に
新しい小惑星発見?
高速で移動しているその小惑星は、
宇宙の迷子のような存在かと思われました。
太陽系を訪れるのはこれが最初で最後、
木星、火星、地球、近世、水星の軌道を次々に過ぎりながら、
太陽近辺をひとまわりして、
ふたたび未知の空間に飛び出してゆく
はぐれ者の星。
天文学者たちはこの惑星に
ラーマ、という名を与えましたが……
「ふしぎィなァ、なまえェ!」
「がる?ぐる??」(←訳:あれ?でも??)
「なんだかァ、へんッ!」
インドの神話『ラーマーヤナ』から名を得たその星は、
観察するうち、
迷子から異端児へと変貌してゆきます。
もしや、ラーマは小惑星ではなく……
人工物?
「ひええええッ!」
「ぐるるるぅ??」(←訳:ホントにぃ??)
ラーマ調査のため、
太陽系調査研究艦エンデヴァー号は
接近を試みます。
ノートン艦長ら、乗組員がそこで目撃したものとは――
「もういッかいィ、ひええええええェッ!」
「がるるぐるっがる?」(←訳:ホントなのっこれ?)
さすがは巨匠クラークさん!
執筆されてからずいぶん時が経っていますのに、
科学の常識や知識にも変化が生じておりますのに、
違和感がほとんどありません!
有り得る未来、
起こり得る事象、として
現代の私たちが読んでも楽しめる《科学SF》になってます♪
「これがァ、ほんとにィ、おこッたらァ~…」
「ぐるるるるっ!!」(←訳:どうしようっ!!)
枝の下でお花見しながら、
さあ、はるかな宇宙の出来事にも
想いを馳せてみてくださいね。
全活字マニアさんに
おすすめの一冊です!