「こんにちわッ、テディちゃでス!
すみれのォおはながァ、さきましたでスッ!」
「がるる!ぐるるるがるるるぐるる~!」(←訳:虎です!鶯くんの独唱会も絶好調~!)
こんにちは、ネーさです。
春です。
来るときは来るんです、春。
一夜にしてスミレが咲き、クリスマスローズも満開に!
ほんわかな気分の本日は、
こちらの御本でのんびり読書タイムを、どうぞ~!

―― へるん先生の汽車旅行 ――
著者は芦原伸(あしはら・しん)さん、2014年2月に発行されました。
『小泉八雲、旅に暮らす』と副題が付されています。
「ふァいッ!
テディちゃ、しッてまスゥ~!」
「ぐるる!がるるぐるる~…」(←訳:ボクも!ヘルンさんは~…)
「らふかでぃお・はーんさんッ!」
活字マニアさんには、
ことに日本の活字マニアさんにとっては
御馴染みの存在であるラフカディオ・ハーンさん――
日本での名は、小泉八雲さん(1850~1904)。
この御本は、日本/日本文化の紹介者として知られるハーンさんの
《旅》の軌跡を追う、
ちょっと変わった“旅行記”です。
「ひょうしィにはァ、きしゃぽッぽゥ!」
「がるぐるるるぐる!」(←訳:蒸気機関車の旅だね!)
著者・芦原さんは御本の序章で、
まるで人生が旅のような男である。
と、ハーンさんを形容しています。
ええ、確かに、ハーンさんの生涯は
《旅》の連続でした。
ギリシャのレフカダ島に生まれ、
幼少期にアイルランドへ移住、
フランスのノルマンディや英国のダラムで教育を受け、
移民として新大陸――アメリカへ。
東部、南部と、住まいと職を転々としつつ、
やがて、列車を乗り継いで大陸を横断、
極東の国・日本へと出発します。
「たいせいようォ、おうだんッ!」
「ぐるるるがるるるぐる!」(←訳:米大陸も太平洋も横断!)
日本でも、ハーンさんは列島を東へ西へと
旅をし、居を移し、
旅行記を著し、
教師となり、
怪談の蒐集者となり、
そうして、この国で黄泉路の旅人となったのでした。
著者・芦原さんは
ハーンさんが乗った汽車の路線を調べ、
追紀行を試みます。
現代のアメリカ大陸を、
アムトラックで横断!
東海道線で、東京から山陰へ!
「むかしはァ、ひこうきィ、なかッたもんねッ!」
「がるるるぐるっる!」(←訳:新幹線もなかった!)
ハーンさんの時代の旅と、
現代の旅と。
時を隔てたふたつの《旅》の対比は
なつかしい日本の姿、風景を浮かび上がらせます。
「へるんせんせいィのそくせきィはァ~」
「ぐるがるるるる!」(←訳:今もそこここに!)
見どころ、読みどころ盛りだくさん!
旅行記マニアさん、
鉄道好きな御方におすすめの御本です♪
そしてもちろん、
ハーンさん=八雲さんファンの方々も、ぜひ!
すみれのォおはながァ、さきましたでスッ!」
「がるる!ぐるるるがるるるぐるる~!」(←訳:虎です!鶯くんの独唱会も絶好調~!)
こんにちは、ネーさです。
春です。
来るときは来るんです、春。
一夜にしてスミレが咲き、クリスマスローズも満開に!
ほんわかな気分の本日は、
こちらの御本でのんびり読書タイムを、どうぞ~!

―― へるん先生の汽車旅行 ――
著者は芦原伸(あしはら・しん)さん、2014年2月に発行されました。
『小泉八雲、旅に暮らす』と副題が付されています。
「ふァいッ!
テディちゃ、しッてまスゥ~!」
「ぐるる!がるるぐるる~…」(←訳:ボクも!ヘルンさんは~…)
「らふかでぃお・はーんさんッ!」
活字マニアさんには、
ことに日本の活字マニアさんにとっては
御馴染みの存在であるラフカディオ・ハーンさん――
日本での名は、小泉八雲さん(1850~1904)。
この御本は、日本/日本文化の紹介者として知られるハーンさんの
《旅》の軌跡を追う、
ちょっと変わった“旅行記”です。
「ひょうしィにはァ、きしゃぽッぽゥ!」
「がるぐるるるぐる!」(←訳:蒸気機関車の旅だね!)
著者・芦原さんは御本の序章で、
まるで人生が旅のような男である。
と、ハーンさんを形容しています。
ええ、確かに、ハーンさんの生涯は
《旅》の連続でした。
ギリシャのレフカダ島に生まれ、
幼少期にアイルランドへ移住、
フランスのノルマンディや英国のダラムで教育を受け、
移民として新大陸――アメリカへ。
東部、南部と、住まいと職を転々としつつ、
やがて、列車を乗り継いで大陸を横断、
極東の国・日本へと出発します。
「たいせいようォ、おうだんッ!」
「ぐるるるがるるるぐる!」(←訳:米大陸も太平洋も横断!)
日本でも、ハーンさんは列島を東へ西へと
旅をし、居を移し、
旅行記を著し、
教師となり、
怪談の蒐集者となり、
そうして、この国で黄泉路の旅人となったのでした。
著者・芦原さんは
ハーンさんが乗った汽車の路線を調べ、
追紀行を試みます。
現代のアメリカ大陸を、
アムトラックで横断!
東海道線で、東京から山陰へ!
「むかしはァ、ひこうきィ、なかッたもんねッ!」
「がるるるぐるっる!」(←訳:新幹線もなかった!)
ハーンさんの時代の旅と、
現代の旅と。
時を隔てたふたつの《旅》の対比は
なつかしい日本の姿、風景を浮かび上がらせます。
「へるんせんせいィのそくせきィはァ~」
「ぐるがるるるる!」(←訳:今もそこここに!)
見どころ、読みどころ盛りだくさん!
旅行記マニアさん、
鉄道好きな御方におすすめの御本です♪
そしてもちろん、
ハーンさん=八雲さんファンの方々も、ぜひ!