テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

ポケットに、いつもラジオ♪

2014-03-31 21:15:53 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 そろそろォ~…!」
「がるる!ぐるるぐるがる!」(←訳:虎です!サクラ咲くです!)

 こんにちは、ネーさです。
 ここ八王子でもソメイヨシノのお花が咲き始めましたよ♪
 春だなぁ~と嬉しくなっちゃう本日の読書タイムは、
 前回記事の流れに乗って
 こちらの御本を、どうぞ~!

  



            ―― お笑いラジオの時間 ――



 編集は有限会社ペールワンズの皆さん、2014年1月に発行されました。
 『《ラジオがおもしろい芸人》は《本物》である――。』と
 副題が付されています。

 前回記事では、タモリさんという、
 いかなる枠にも収まりきれない“謎の人物”についての御本を取り上げましたが、
 こちらは、ラジオで活躍する芸人さんたちが登場する御本です。

「らじおォ、だァ~いすきィ!」
「ぐるがるるぐる!」(←訳:地味だけど好き!)

 TVに比べて派手さはなく、
 出演者さんの顔や衣装も見えず、
 予算だって多くはなくて、
 でも、意外に根強いファンがついているのが、ラジオ♪

 雑誌『BRUTUS』さんでも時々ラジオ特集をしてるけど
 反響は大きいのだそうよ。
 TVじゃ言えないことも、ラジオでは言える。
 新聞には載らない情報も、ラジオならフォローできる。

「それがァ、らじおのォみりょくゥ!」
「がるるぐるるる!」(←訳:小回り利きます!)

 そんなラジオの潜在力が最大限に高まるのが、
 深夜ラジオの時間。

 『オールナイトニッポン』や『JUNK』といった番組は、
 いまいちばん勢いのある芸人さんたちの
 《花舞台》です!

 現在、大御所と称えられる芸人さんはみな、
 深夜のラジオを踏み台にして
 一段とデッカイ存在になりました。

「びーとたけしィさんッ!」
「ぐるるがるぐる!」(←訳:タモリさんもね!)

 この御本に収録されているのは、
 お笑いラジオの時間に全力で取り組む芸人さんへのインタビューと
 構成作家さん、プロデューサー&ディレクターさんたち
 スタッフさんへのインタビューです。

 おぎやはぎ さん×吉田豪さんの『無責任ラジオ論』、
 オードリーさんの『ラジオブースは試合帰りの部室』、
 山里亮太さんの『“ラジオの天才”になりたい』、
 大谷ノブ彦さんの『冷静(ツッコミ)と情熱(ボケ)のあいだ』他、
 いやー、皆さんマジメだわ!

 
「ものすごくゥ~!」
「がるぐるるる!」(←訳:真剣なのです!)

 笑いって、芸人さんのマジメさが生み出してるのね。
 また同時に、
 マジメさと紙一重の狂気から
 深夜のラジオ波に生命が宿るのでしょうか……。

「♪るる~♪ぽけッとにィ~♪いつもォ~♪」
「がるるるるるぐるる~♪」(←訳:トランジスタラジオ~♪)

 普段は表に出てくることのない
 制作スタッフさんのラジオ論は特に読みごたえがありますよ。
 AMラジオ好きな御方も
 FMラジオ好きな方々にも
 おすすめの一冊です。
 ぜひ!

 
 
コメント
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