テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

― 直線と曲線のグラフィック ―

2017-02-15 22:13:23 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ネーさァ、ぼうぜんッなのでス!」
「がるる!ぐるがっるる!」(←訳:虎です!衝撃だったね!)

 こんにちは、ネーさです。
 世界中のサッカーファンが注目するチャンピオンズ・リーグ、
 16強が激突する決勝ラウンドが始まったわ!と思ったら、
 え? 優勝候補のバルセロナが大敗ですって???
 なんかもうキツネかタヌキに騙されてる気分のまま、
 本日は、えーと、
 読書をサボって展覧会情報を、どうぞ~♪

  



       ―― カッサンドル・ポスター展 ――



 埼玉県さいたま市浦和の埼玉県立近代美術館にて、
 会期は2017年2月11日~3月26日(月曜休館、ただし3/20は開館)、
 『グラフィズムの革命』と副題が付されています。

 カッサンドルこと
 アドルフ・ムーロン・カッサンドルさん(1901~1968)さんの名は、
 そうねえ、超メジャーであるとは言えないかもしれませんけど……

「うむむッ? どんなひとォでスかッ?」
「ぐるるるがるる?」(←訳:画家さんですか?)

 その問いへの答えは……
 はい、↓こちらを御覧あれ!

  

「あッ! こういうのォ!」
「がるぐるがる!」(←訳:見たことある!)

 そうよね、
 カッサンドルさんのお名前を知らなくても、
 このポスター画に見憶えがある御方は多いはず。

 アールデコ芸術を象徴するような、
 直線と曲線を組み合わせた幾何学的なデザイン。

 アールヌーヴォーの時代に比べると、
 シンメトリーで重量感のあるタイポグラフィー。

「じどうしゃァとかッ♪」
「ぐるがる♪」(←訳:列車とか♪)

 アールヌーヴォーの美は
 しばしば《植物の美》に喩えられますが、
 アールデコの美は
 《工業の美》でしょうか。

  
 
 この展覧会は、
 ウクライナに生まれ、フランスで活躍し、
 2018年に没後50年を迎えるカッサンドルさんの業績を、
 ファッションブランド『BA-TSU』の創業者にしてデザイナーであった
 故・松本瑠樹さんのコレクションから紹介するものです。

 カッサンドルさんの代表作とされるポスター作品、
 とても貴重なカッサンドルさん直筆のポスター原画などを展示する
 国内では約20年ぶりとなる回顧展は、
 20世紀前半のアートが大好き!という方々には
 垂涎の企画展ですねえ♪

「こんさーとォ、ありまスゥ!」
「がるるぐる!」(←訳:講演会もね!)

 岡部昌幸さんによる講演会
 『なんというかっこよさ!魅惑のカッサンドル』は2月26日に、
 ミュージアム・コンサートは3月11日に、
 学芸員さんによるギャラリートークは
 2月19日と3月12日に予定されています。
 
 詳細を美術館HPで確認の上、
 アールデコマニアの皆さま、ぜひ、お出掛けを♪
 
 
 

    では、ここでオマケ画像も、じゃじゃ~ん!
   
    『キャンベル』さんの
    《ペパリッジファーム ミラノ》!
    製品名な《ミラノ》ですけど、
    米国のお菓子ですよ♪
    「わふふゥ!いまァ、うわさのッ!」
    「ぐるがるる!」(←訳:舶来焼菓子!)
    TVで話題になって売れ行き急上昇中のお菓子、
    一度食べると……美味しくってクセになる?
    「もふふッ♪」
    「がるるっ♪」
    食べたことないわ!という御方は、
    輸入食品屋さんで探してみてくださいね!



コメント
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