喫茶 輪

コーヒーカップの耳

本気度が?

2016-10-07 08:21:23 | 将棋
昨夜の天才少年との指導対局。
二枚落ちですが、その終盤。

ここで手前のわたしの手番。
ちゃんと読めば4二銀から詰みがあるのは分かるのに、5三歩成りと必死をかけました。これで「勝ち」と。
すると彼、当然詰めに来ます。
2五桂とやってきました。
わたし、どこに逃げても詰みはないと思って、手拍子に4六玉!。
そこで彼、3七銀。このあとどう逃げても詰みだったので、ここでわたし「負けました」と投了しました。
2五桂に3八玉で詰まなかったのですが、「中段玉、寄り難し」の格言に従ったのが安易でした。
5三歩成りとしたために相手の飛車の横利きが通ってしまっていました。
彼の見事な逆転勝ちです。
翻って、彼を相手にする時は、こちらも真剣に指さねばならないと思い知った次第です。
彼、昨夜はうちの将棋会で最も強いM五段にも二枚落ちで勝っていました。
M氏、「久しぶりに二枚落ちで負けました」と。
やはり彼は異能だ。

コメント
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