喫茶 輪

コーヒーカップの耳

本日の収穫

2018-01-27 18:37:37 | 本・雑誌
本日の神戸行きの収穫です。

『わが心の自叙伝・落合重信』これは、図書館でコピーさせてもらってきたものを冊子に製本したもの。
ところで、コピーだが、図書館の係の人に「全ページを」と言ったら、「著作物は半分まで」と言われました。
そうなんですね、全ページコピーは著作権が関わってくるのでした。
ということは、わたしの『コーヒーカップの耳』を全ページコピーして山のように積んであったという、大阪文学学校はやはり、いけないことをなさっていたということですよね。でも、この冊子は新聞からのコピーを製本したものということでOKでした。

『ライオンの顔』と『きよのパーティ』。これは一年以上前に「トンカ」さんにお貸ししていたもの。
もう残部がないので貴重なものです。ちょっと事情があってお返し頂くのが遅くなっていたのでした。
やっと帰ってきました。
『荒地の恋』ねじめ正一著。『パルモア病院日記』中平邦彦著。
ねじめさんは『むーさんの自転車』以来、気になる作家さんです。
中平さんは元神戸新聞の将棋担当の記者さん。
『棋士・その世界』というプロ棋士のことを書いたおもしろい本を昔出されたことがありました。
これはどんな話なのだろうか?
そして『上機嫌な岬』は詩集です。
著者の伊良子正さんは、伊良子清白の息子さんでしょう。ということは、やはり元神戸新聞記者さんの伊良子序さんのお父さん?
パラパラと見たところ、お父さんの清白のことを書かれた作品が見えます。
昔、家族で行った安乗岬を思い出します。
そこに予期しない伊良子清白の詩碑「安乗の稚児」があったのでした。
予期しなかったというのはわたしの無知のせい。清白の詩碑が安乗にあるのは当然のことなのでしたが。

どんな順に読もうか楽しみ。
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大倉山図書館へ

2018-01-27 16:15:46 | 本・雑誌
久しぶりに、本当に久しぶりに神戸中央(大倉山)図書館へ行ってきました。
あれはまだ二人の子どもが小学生の頃だったと思う。
なぜか、家族4人で行ったのでした。
あの頃は古い建物で暗いイメージがありました。
中に戦災資料室というのがあって、そこでのことを詩にして神戸新聞に投稿し、足立先生に選んでいただいたことがありました。
長男のhitoshiは、人体に関する図鑑を興味深そうに見ていたのを思い出す。

図書館はすっかり変わっていました。

明るく広々としていました。

今回の用件は、落合重信さんの『わが心の自叙伝』を見るため。
落合さんのことが最近気になっているのです。
わたしと身の上が似ているということもあって。
しかし落合さんはわたしとは違って、神戸の文化に大いに寄与された立派な人。

この本です。
わずか20ページの薄っぺらな本です。
しかしこの本、貸し出しはされていません。しかも神戸中央図書館にしかありません。
というのも、出版されたわけではないのです。
神戸新聞に連載されたものをコピーして製本されたもの。
手作りの冊子というわけです。1部しかない本なのです。
手に取ってみると、落合さんが寄贈されたものでした。
先ず全ページの写真を撮らせてもらい、あとゆっくりと読ませていただきました。
そして、受付へ行って「コピーはだめでしょうか?」とお尋ねしました。
OKということでコピーさせていただきました。
新聞の切り抜きそのままではなかったので、紙が白く、きれいに取れました。

実は、行くときに三宮から地下鉄に乗って、もうすぐ大倉山という辺りで、ふと気づいたのです。
「あれ、神戸新聞の連載をそのまま冊子にしたもの(情報として知っていた)なら、ここまで来なくても良かったのでは?」と。
西宮図書館には神戸新聞のバックナンバーがあり、前にも利用させてもらったことがあるのです。
時間とエネルギーがもったいなかったなあ、と思ったのですが、ここまで来たら、行くしかないとも思いました。
でも結果的には行って良かったというわけです。
大きく束ねた新聞からのコピーはちょっと難しかったと思うからです。
そして、新聞そのままの紙ではなく一旦白い紙にコピーされたものだったので。

神戸に行ったついでに、帰りに元町まで行き、「トンカ書店」さんに立ち寄ってきました。
ここも久しぶりです。昨秋行った時はお休みでした。その前に行ってから、もう一年以上にもなります。
古本3冊買ってきました。

追記 投稿詩、「戦災資料室」は調べてみると、昭和59年1月21日づけで特選に選んでもらっている。
ということは、長男が10歳の時だ。

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