喫茶 輪

コーヒーカップの耳

香櫨園浜でガッカリ。

2019-07-29 19:53:31 | 宮崎修二朗翁
先ず、6月6日のブログ、「香櫨園浜のハマゴウ(ハマボウ)」をご覧ください。

で、今日、花が咲いていると思って行ってみました。
昼間はあまりにも暑いので、陽が傾いた5時半ごろに。
でもまだ陽は強く、帽子をかぶって行きました。

行ってみて、驚きました。
きれいな紫色の花が咲いていると信じて行ったのですが…。


こんなことになってました。
すっかり刈られてしまって、新芽のツルがひょろひょろとあるばかり。

もう一か所はこんな感じ。

一度刈られて、やっとここまで伸びてきたという感じ。花はまったく咲いてはいませんでした。

二か所が時間差で刈られたのですね。

香櫨園浜を守っておられるボランティアの人たちが清掃の時に、雑草だと思って刈られたのでしょう。
がっかりして帰るとき、草刈り鎌を手にした人に出会って、事の次第を話しました。
「6月の始めに一度来て、また花の時期に来ようと思っていたのです。そして今日、楽しみにやって来たんです」と。
「香櫨園のハマゴウは絶滅危惧種になってるんですけどねえ」とお話ししました。
すると「言っておきます」と。
善意で草刈りをなさったのだと思います。
だから責められません。
看板を立てておくべきですね。

幸い根こそぎにされたわけではなく、絶滅は免れてます。
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『詩篇 えっちゃん』山下徹著

2019-07-29 14:17:32 | 
重い一冊が届いていました。

『詩篇 えっちゃん』(山下徹著・2019年7月19日・芦屋芸術刊)。


「えっちゃん」とは著者の奥様だった人。わたしもよく知った人だったが、5年前にお亡くなりになった。
最初に出会ったのはもう30年ほども昔になるだろう、わたしが所属していた将棋会にご夫婦で入会してこられてだった。

その後、米屋をしていたわたしの店からお米を買って下さるようになり、後にご主人の徹さんが保険の代理店になられたときには、うちがその顧客になったりと。
思えば長いお付き合い。
徹さんは古くからの詩人でもあり、これまでに何冊かの詩集があるのだが、わたしには難解な詩を書かれる人である。
拙詩集『コーヒーカップの耳』をお贈りしたときには、「うん、けっこう行けてると思うよ」との評を下さった詩人でもある。
その時彼は、すでに「第四回銀河詩手帖正賞」を受けていた詩人だった。
それが今回の詩集では、ハードなものの中に、少々甘いものがあるのは、やむを得ないのかも知れない。
いや、それでいいのだろう。この詩集は他人に読ませるのが第一の目的ではないのだ。
だって、目次ページの前の巻頭には次のような言葉が置かれているのだから。

  亡き

  悦子と

  ジャックに

  この小さな言葉の花たばを

  ささげる


そして、「あとがき」。
←二段階クリック

もうこれで、作品は紹介しなくてもいいのでは?という気もするが、
一篇だけ紹介しましょう。

「ミニバラ」です。
←クリック


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「島の時間」時里二郎氏

2019-07-29 09:20:18 | 
今朝の神戸新聞文芸欄は第五週ということで選者特集。
「旅」というテーマが与えられていますが、詩の部の時里二郎氏は「島の時間」と題して書いておられます。

←クリック。

いい随想ですねえ。内容と「ですます」調の敬体がマッチしていて、やんわりとなじめます。
《ふだんの時間が一方向へ「流れる時間」だとすれば、島の時間は「ほどける時間」あるいは「溶ける時間」とでも言えばいいでしょうか。》
なるほどなるほど。その感じ、よくわかります。

過去、足立巻一先生や安水稔和先生もこの欄でいい随想を披露して下さっていて、楽しみにしていたのです。
次の第五月曜日がまた楽しみです。
今調べたら、もうすぐ9月にあるみたいですね。
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