喫茶 輪

コーヒーカップの耳

ハガキ3通

2023-11-06 15:21:02 | 日記
今日届いた私信はハガキが3通でした。



どれもが心のこもったもので、ちょっとホロリとさせられました。

一通はお貸ししている『放射線治療体験記』への礼と感想。


一通はお見舞いとして差し上げた『湯気の向こうから』への礼と感想。


あと一通は拙ブログに載せたある詩集の評についての礼。
どれもわたしが書いたものへの反応でした。
書き残して良かったと思いました。 
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『確かなリスの不確かさ』

2023-11-06 11:21:58 | ドリアン助川さん
「動物哲学物語」とサブタイトルのある『確かなリスの不確かさ』(ドリアン助川著・集英社)。

色んな動物の生態を通して哲学を楽しく学べる本です。
楽しいだけではなく、哀しい場面もあるんですけどね。
その中の第八話「モグラの限界状況」をドリアンさんが朗読しておられる動画を見ることが出来ます。
素晴らしいです。
もう4年前になりますが「喫茶・輪」で講演してくださった時のことを思い起こしました。
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「六甲」2023年11月号より

2023-11-06 10:40:44 | 文芸
11月号「六甲」より。
巻頭のお二人、牧野秀子さんと田岡弘子さんの歌です。


ベテランのお二人がそれぞれちがった作風で楽しませてくださいます。
牧野さんは柔らかな作風。田岡さんは深い所を軽く歌い上げて。

今月号のもうお一人はこの方を選びました。

石原智秋さんです。
「眼球」という言葉が二カ所に出てきます。
歌の中にあると「ガンキュウ」は強烈ですね。
患者の心持がよく出ていると思いました。

中西浩さんのこの歌にも共感しました。
「いつの間にか診察券が五枚となる老後も元気で短歌作りす」。

ほかの人にもいいのはあって楽しませてもらってます。
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田辺聖子さんの手蹟

2023-11-06 09:03:20 | 田辺聖子さん
短歌誌「六甲」11月号の「昭和文人の手蹟」は「田辺聖子」さんです。



「昭和文人の手蹟」は今月号で14回目となりました。
これまでに紹介した文人を列記してみます。
堀内大学で始まり、三島由紀夫、竹中郁、永井龍男、吉井勇、江戸川乱歩、まど・みちお、椎名麟三、荻原井泉水、壷井栄、壷井繁治、石坂洋次郎、佐多稲子、そして今回の田辺聖子さん。
まだ100人ぐらいの文人書簡がわたしの手元にありますので、元気に書き続けたいと思います。

『触媒のうた』(今村欣史著・神戸新聞総合出版センター刊) 昭和文人の秘話満載の本。
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