喫茶 輪

コーヒーカップの耳

間に合った!

2013-04-05 10:48:37 | 宮崎修二朗翁
今「KOBECCO」に書いている「柳田國男」だが、これの5月号に付ける写真が決まっていなかった。数年前に訪れた時の、生家の前での私が写ったものがあったはずと探した。出てきたが、構図がよくなく雑誌には使えない。で、福崎まで行って写して来ようと思ったのは先日月曜日だった。すっかり準備が整い、さて出かけようと思って念のため休館日を調べたら、その日がお休みだった。ガッカリだった。
で、昨日、お天気もいいし「行こか」と、店を閉めた午後、家内と出かけた。
2時半を過ぎていた。途中、図書館に借りていた本を返却したりして時間がかかった。磐滝トンネルを抜けた辺りで、念のためカアチャンに持っていたパンフレットで閉館時間を確認してもらった。4時だ。うわっ!。間に合うか?道が混んだ場合も考えて一時間半ほどはみておかなくてはならない。でも出かけてしまった。行くしかない、と思って中国道に入った。思いついて、資料館は閉館でも生家は見られるのではないか、写真は撮れるのではないか、と思って、電話で家内に確かめてもらった。そしたら、OKだった。安心して走った。私は、高速道路、空いていてもスピードは出さない。〇〇キロ以上は出さない。
道はよく空いていた。でもやはり頑固にスピードは出さない。
福崎に着いたのは3時45分ぐらいだった。思ったより早く着いた。駐車場に車を止めたのが、50分。そこから徒歩で坂道を上がり、ギリギリ間に合った。
「先ほど電話した者です。実は取材で」というと、愛想よく応対して下さり、「時間は来ても私たちは会館におりますのでどうぞ」と。実際、生家の写真を撮ったりしていて4時半を過ぎたのだが、館内で柳田がテレビ出演しているビデオを見せて下さったりした。
けど、淋しいことが一つあった。
数年前に来た時には、宮崎修二朗先生の名前を出すと、ある年配の男性職員が懐かしそうに「先生お元気ですか!是非、お連れしてきて下さい」と言われたのだった。だが、今回、『柳田國男 アルバム』の話をしても宮崎修二朗先生を知る人はなかった。その『柳田國男 アルバム』今も会館でで販売されていた。「これは宮崎先生が版権をこちらの資料館に寄贈されたものです」と言っても怪訝な顔をしておられた。ちょっと淋しかった。が、持って行っていた『KOBECCO』4月号を一冊置いてきた。職員の方、読んで下さるだろうか?

PS
 先ほど改めて記念館のホームページを見ていたら、この4月1日の月曜日は例外的に開館していたのだった。しまった。その日に行っておけばゆっくりと取材できたのに。どうもわたしはあわてん坊だ。
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2 コメント

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はらはらしての訪問でしたね。 (Unknown)
2013-04-05 11:40:46
はらはらしての訪問でしたね。
親切に応対していただけてよかったです。
記事を書くということは大変なお仕事ですね。
写真一枚でも納得出来る物をとの気持ちは尊いです。
返信する
あさこさん (akaru)
2013-04-05 15:53:30
あさこさん
雑誌といえども一旦出版されると残りますのでね。慎重にならざるを得ません。
返信する

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