昨日届いた手紙に驚きました。
《『湯気の向こうから』を読んで、文学のこと、父のこと、知らなかったことをたくさん教えていただきました。が一つ、「私は知ってたよ~」と思ったエピソード。父が紙芝居をやっていた話です。父は子どもが好きで「年を取って仕事をやめたら紙芝居をして歩く」「紙芝居やりながら放浪の旅に出るから探さんといてくれ」と話しておりました。でもおかげ様で長く仕事を続けることが出来、紙芝居より仕事の方が良かったようですが…。》
わたしは思わず笑ってしまいました。
宮崎翁らしいといえば、らしいのですが。
こんな話は肉親の方からしか聞けませんね。
『湯気の向こうから』をお読み頂いた人には意外な話では?
『コーヒーカップの耳』 昭和平成における、まるで井原西鶴の世界。