桑原和夫さんが
記事を読むと、最初は漫才作家の秋田実さん所縁の漫才師、夢路いとし喜味こいしさんに弟子入りしたとある。https://news.yahoo.co.jp/pickup/6471912
驚いた。
秋田さんは我が宮崎翁と縁があった人。
『触媒のうた』にも書いたし、その縁で秋田さんのご息女の藤田富美惠さんからお手紙と著書をお贈りいただいたことも。
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また編集工房ノアの涸沢さんからも秋田さんの著書をお贈りいただいている。
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強く印象に残る役者さんだった。
ご冥福をお祈りいたします。
『触媒のうた』 秋田実さんのお人柄のことが載ってます。
記事を読むと、最初は漫才作家の秋田実さん所縁の漫才師、夢路いとし喜味こいしさんに弟子入りしたとある。https://news.yahoo.co.jp/pickup/6471912
驚いた。
秋田さんは我が宮崎翁と縁があった人。
『触媒のうた』にも書いたし、その縁で秋田さんのご息女の藤田富美惠さんからお手紙と著書をお贈りいただいたことも。
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また編集工房ノアの涸沢さんからも秋田さんの著書をお贈りいただいている。
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強く印象に残る役者さんだった。
ご冥福をお祈りいたします。
『触媒のうた』 秋田実さんのお人柄のことが載ってます。
『#みんな大好き能見さんの美学』ですが、読み始めて見ると、思いのほかいい本の予感がします。
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阪神から戦力外通告を受けたあと、何チームからかの誘いがありオリックスに決めたのだが、それはコーチ兼任だった。
それが能見さんにとっては良かった。
こんなことが書いてあります。
《引退を決めた理由は、選手たちの成長を「うれしい」と感じるようになったことです。》
《オリックスにはもともと能力の高い投手がたくさんいました。チームとしてうまく機能せず、僕が入る前は2年連続最下位。(略)
ただ、僕自身そこまでオリックスの選手たちのことを知らなかったので、40歳を超えているとはいえ、まだまだ戦力として働けるだろう、コーチ兼任ではあるけれど、選手としても拾ってもらった恩返しはできるだろうと思ってました。ところが「あれ?自分がいなくても大丈夫だな」1年目のキャンプで気づいてしまったのです。そこからのスタートだったので、1年目のシーズンを終えて「引退」を決断したのは自然なことでした。》
しかし能見さんは、その年限りで引退せず、もう1年現役を続けます。選手としても役立ちたいと考え、トレーニングもしながらコーチの方に比重を置いてのことでした。
まだ、読み始めたばかりですが、能見さんの人柄が伝わって来ます。同僚選手の多くに慕われた理由もわかるような気がします。
追記 今日一日で読み切ってしまいました。300ページ近く。
多少毒のある実名での秘話もあり、面白かったです。
『触媒のうた』 能見選手の故郷、出石のちょっといい話も載ってます。
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阪神から戦力外通告を受けたあと、何チームからかの誘いがありオリックスに決めたのだが、それはコーチ兼任だった。
それが能見さんにとっては良かった。
こんなことが書いてあります。
《引退を決めた理由は、選手たちの成長を「うれしい」と感じるようになったことです。》
《オリックスにはもともと能力の高い投手がたくさんいました。チームとしてうまく機能せず、僕が入る前は2年連続最下位。(略)
ただ、僕自身そこまでオリックスの選手たちのことを知らなかったので、40歳を超えているとはいえ、まだまだ戦力として働けるだろう、コーチ兼任ではあるけれど、選手としても拾ってもらった恩返しはできるだろうと思ってました。ところが「あれ?自分がいなくても大丈夫だな」1年目のキャンプで気づいてしまったのです。そこからのスタートだったので、1年目のシーズンを終えて「引退」を決断したのは自然なことでした。》
しかし能見さんは、その年限りで引退せず、もう1年現役を続けます。選手としても役立ちたいと考え、トレーニングもしながらコーチの方に比重を置いてのことでした。
まだ、読み始めたばかりですが、能見さんの人柄が伝わって来ます。同僚選手の多くに慕われた理由もわかるような気がします。
追記 今日一日で読み切ってしまいました。300ページ近く。
多少毒のある実名での秘話もあり、面白かったです。
『触媒のうた』 能見選手の故郷、出石のちょっといい話も載ってます。
Kazuhiro Inaba - 稲葉和裕 with Friends "Up This Hill And Down" @第51回 宝塚ブルーグラス・フェスティバル
素晴らしい演奏ですねぇ。
素晴らしい演奏ですねぇ。
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牧野富太郎の自叙伝を読んでいて、
「そんな馬鹿な!」と思った所があった。
《池野は頭の良い男で、フランス語が上手だったが、英語も一寸の間に便所の中か何処かで簡単に憶えてしまった。》
とんでもない話。
いくら頭が良くても!と思った。
が、しかし、わたしのお師匠さんだった宮崎修二朗翁は「コンサイス英語辞典」を一年かけて丸暗記したとおっしゃっていた。
これも信じられないが、世の中にはそんな人がいるんですね。
ちょっとズルイな。
『触媒のうた』 本物の博覧強記の人、宮崎修二朗翁が語る文学史秘話。この記憶力にはだれもが吃驚。
夕方になってから図書館に。4300歩。
ほぼ陽は陰っていたのですが、やはり暑かったです。
お借りしたのは『牧野富太郎自伝』。朝ドラを見ていて、読んでみたくなって。
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申し込みをしておいたのが「準備ができました」とのメールがあり、
次の人が待っておられるでしょうから行ってきました。
出久根達郎さんの『百貌百言』には牧野の一生が簡潔に、しかし愛情を持って書かれていますが、やはり、もう少し詳しく知りたくて。
読まねばならない本がたくさん溜まっているのに。
ほぼ陽は陰っていたのですが、やはり暑かったです。
お借りしたのは『牧野富太郎自伝』。朝ドラを見ていて、読んでみたくなって。
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申し込みをしておいたのが「準備ができました」とのメールがあり、
次の人が待っておられるでしょうから行ってきました。
出久根達郎さんの『百貌百言』には牧野の一生が簡潔に、しかし愛情を持って書かれていますが、やはり、もう少し詳しく知りたくて。
読まねばならない本がたくさん溜まっているのに。
原稿を書くために読む必要が出てきて、『無名兵士の記録 戦死ヤアワレ』(足立巻一著・1982年・新潮社刊)を出してきた。
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その最後の章、「戦死ヤアハレ」を読んだ。40年も昔に読んでますが、さすがに具体的な内容はほとんど忘れてます。
本の表題は「アワレ」。しかし章のタイトルは「アハレ」になっている。
これは足立先生の工夫ですね。
本の間から思わぬものがでてきた。
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六段のマッチのラベル。足立巻一先生の色紙を使ってあるもの。
懐かしい。
それは別として、桑島玄二さんが出てきて、この本と深い関わりがある。
足立先生が情報提供し、重要な人を紹介し、桑島さんは良い本を出版することになる、そんな話が出ている。
その本、『兵士の詩 戦中詩人論』(理論社)、『純白の花負いて 詩人竹内浩三の”筑波日記”』(理論社)、そしてこれは編集工房ノアからの『物言わざれば』(編集工房ノア)の計三冊。
これらもわたしは持っているはずだと探したが見つからない。
どこかにあるんだけどなあ。
あの震災以来、わたしの昔の書斎は物置になってしまっていて、本が無茶苦茶になったまま、整理がついていない。
どうしたらいいんでしょうか?
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その最後の章、「戦死ヤアハレ」を読んだ。40年も昔に読んでますが、さすがに具体的な内容はほとんど忘れてます。
本の表題は「アワレ」。しかし章のタイトルは「アハレ」になっている。
これは足立先生の工夫ですね。
本の間から思わぬものがでてきた。
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六段のマッチのラベル。足立巻一先生の色紙を使ってあるもの。
懐かしい。
それは別として、桑島玄二さんが出てきて、この本と深い関わりがある。
足立先生が情報提供し、重要な人を紹介し、桑島さんは良い本を出版することになる、そんな話が出ている。
その本、『兵士の詩 戦中詩人論』(理論社)、『純白の花負いて 詩人竹内浩三の”筑波日記”』(理論社)、そしてこれは編集工房ノアからの『物言わざれば』(編集工房ノア)の計三冊。
これらもわたしは持っているはずだと探したが見つからない。
どこかにあるんだけどなあ。
あの震災以来、わたしの昔の書斎は物置になってしまっていて、本が無茶苦茶になったまま、整理がついていない。
どうしたらいいんでしょうか?
「大和通信」第124号をお贈りいただきました。
その巻頭随筆に大いに共感しました。
秋葉直哉さんの「少年と老年」です。

「そうだ、そうだ、そうなんだ」と思わせられました。
ハッキリとはわたしは自覚していなかったけれど、こういうふうに書かれてみると、同じような感覚を持つ人がいるんだ!と思ってしまう。
《老年というものも、きっとこんなふうに、ふと黄色い光がともるようにしていっぺんにやってくるのだろう。》
いまわたしがそんなふうに感じています。
そんなに遠くないあの少年時代から、ふと気づくと、こんな爺さんになっていたのです。
涸沢純平さんの「舞鶴へ」も良かったです。さすがに文章は上手い。
ただ最後、終わるにしてはちょっと唐突感があります。次回に続くのでしょうか。
中尾務さんの「ルポルタージュに向かう小沢信男、伝記に向かう富士正晴」も読みごたえがありました。
《この種のものをまとめたら、ウス気味悪い本ができるでしょう。》という小沢が富士に出したハガキの話も面白い。
その巻頭随筆に大いに共感しました。
秋葉直哉さんの「少年と老年」です。
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「そうだ、そうだ、そうなんだ」と思わせられました。
ハッキリとはわたしは自覚していなかったけれど、こういうふうに書かれてみると、同じような感覚を持つ人がいるんだ!と思ってしまう。
《老年というものも、きっとこんなふうに、ふと黄色い光がともるようにしていっぺんにやってくるのだろう。》
いまわたしがそんなふうに感じています。
そんなに遠くないあの少年時代から、ふと気づくと、こんな爺さんになっていたのです。
涸沢純平さんの「舞鶴へ」も良かったです。さすがに文章は上手い。
ただ最後、終わるにしてはちょっと唐突感があります。次回に続くのでしょうか。
中尾務さんの「ルポルタージュに向かう小沢信男、伝記に向かう富士正晴」も読みごたえがありました。
《この種のものをまとめたら、ウス気味悪い本ができるでしょう。》という小沢が富士に出したハガキの話も面白い。
二年前に西宮から北海道の節婦に移住された松本さんからのメール。
《 2年目の夏。暑さはそちらと変わらないが空気が冷たくて寒い。意味不明!。地蔵盆の時期、奥さんも大変でしょう。此方は「ロウソクだせ!」など子供たちの郷土行事が終わり、其れなりの盆踊りもあるようですが、人口数千の町はさみしい。
ですが、その昔は石油ボーリング調査もしたと郷土誌にある。夢多い島です。昨夜は久しぶりの雨。今朝は濃霧。秋が駆け足。皆さんの健勝を祈ります。》
時々こうしてメールを下さいます。もう90歳は超えておられるはず。
このメールの中の「ローソク出せ」の行事が興味深くてお尋ねしました。そのお返事。
《和人(廃藩にともない入植した本州人で原人と区別された)達が艱難辛苦の生活のなか、七夕行事の慰めで子供たちが夜、各家をまわり、当時、 必需品だつたロウソクをねだったのが、今に地方に継承され、お菓子等を用意してお母さん達が迎えます。お小遣いは為ないことなど最近の話題です。こんなところにも、昔が生きています。》
「ローソク出せ」
いい行事ですねえ。
《 2年目の夏。暑さはそちらと変わらないが空気が冷たくて寒い。意味不明!。地蔵盆の時期、奥さんも大変でしょう。此方は「ロウソクだせ!」など子供たちの郷土行事が終わり、其れなりの盆踊りもあるようですが、人口数千の町はさみしい。
ですが、その昔は石油ボーリング調査もしたと郷土誌にある。夢多い島です。昨夜は久しぶりの雨。今朝は濃霧。秋が駆け足。皆さんの健勝を祈ります。》
時々こうしてメールを下さいます。もう90歳は超えておられるはず。
このメールの中の「ローソク出せ」の行事が興味深くてお尋ねしました。そのお返事。
《和人(廃藩にともない入植した本州人で原人と区別された)達が艱難辛苦の生活のなか、七夕行事の慰めで子供たちが夜、各家をまわり、当時、 必需品だつたロウソクをねだったのが、今に地方に継承され、お菓子等を用意してお母さん達が迎えます。お小遣いは為ないことなど最近の話題です。こんなところにも、昔が生きています。》
「ローソク出せ」
いい行事ですねえ。
昨夜のお地蔵さんの祭に向けての相談会のことを思い出すと、フツフツと腹が立つ。
夜中、3時ごろ、トイレに起きてから2時間ほど眠れず。
お地蔵さんのことで腹立てたらあかんのやろけど…。
夜中、3時ごろ、トイレに起きてから2時間ほど眠れず。
お地蔵さんのことで腹立てたらあかんのやろけど…。
今日は忙しかった。
病気以後では初めての忙しさ。
午前中は公民館での将棋教室指導。
午後は市民会館会議室での子どもの詩の選。
これは楽しかった。
「命」という抽象的なテーマでの募集だったのだが、千人以上の応募作を、4人で約100篇を選んだ。
読んでいて面白かったのはやはり一年生。
思わず声を出して笑うのも何篇か。
総じて高学年は理に走っていて面白くなかった。
夜は近所の寄り合い。うちの元店で。
14人が集合でしたが、これは楽しくはなく大いに不愉快。
若い時なら「それ、おかしいでしょ!」とケンカをしているかもしれない。
疲れました。
病気以後では初めての忙しさ。
午前中は公民館での将棋教室指導。
午後は市民会館会議室での子どもの詩の選。
これは楽しかった。
「命」という抽象的なテーマでの募集だったのだが、千人以上の応募作を、4人で約100篇を選んだ。
読んでいて面白かったのはやはり一年生。
思わず声を出して笑うのも何篇か。
総じて高学年は理に走っていて面白くなかった。
夜は近所の寄り合い。うちの元店で。
14人が集合でしたが、これは楽しくはなく大いに不愉快。
若い時なら「それ、おかしいでしょ!」とケンカをしているかもしれない。
疲れました。