写真撮影:2009.11.08
国道350号を小木方面へと進み、真野の新町や豊田を抜けます。
Photo-01
国道は水産試験場の脇を通り、やがて越の長浜という海岸沿いをたどります。この辺は海沿いに平地は乏しいですが、一段上がると海岸段丘の平坦面(段丘面)が広く、集落や田畑はそちらに立地しています。はじめていくとびっくりするくらいです。
人家のない国道沿い。てんてんとあるバス停を見ながら車は軽快に進みます。そんな中に背合と書いてあるバス停があります。せなごうと読みます。以前一度だけですが、能舞台を探し歩いて見つけられなかった背合です。しかし、今回は必勝を期して来ました。より詳細な地図を手に来ているのです。ある程度立てていた目当てはほぼ当たったと言って良かったようです。
バス停を目印に左右に分かれる坂道。地図どおり国道から入る左側の坂道をのぼります。段丘崖をあがる急坂を登り、集落を過ぎて田畑(主に畑)です。そして、それが切れて杉林が右手に見える。ちょうど右直角に入る道があるそこに背合八幡神社がありました。杉木立に包まれています。初めての方は注意がいるかもしれません。
Photo-02 (ぱっと見に、鳥居が無ければ能舞台だけではないかと思います。)
Photo-03 (拝殿兼用舞台の後ろに本殿が見えます。よくある構造です。)
Photo-04 (こうするともっとよくわかりますね。)
Photo-05 (橋掛りまでしっかり戸が閉められています。大切にされています。)
Photo-06 (こうして日が差し込む中で、いく年月。使われぬ日々を過ごしているのでしょう。)
背合と書いて「せなごう」。
良い読みです。こういう読ませ方をする地名は大好きです。
Photo-07 (背合の集落を見ています。向こうは大佐渡山脈です。)
Photo-08 (海岸沿いの国道を通るとこの風景を見ることはありません。)
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写真撮影:2009.11.08
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2009年 地理の部屋と佐渡島 能舞台と芸能
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いつも、まるでこの地に行ってみたくなるような気持ちになります。
何気ない自然の景色では、あるのでしょうけれどネ。
ありがとうございます。
嬉しくなるコメントが
次の取材への励みにな
ります。先週の土日は
長岡に帰らず、それぞれ
半日ずつ職場。そして残
りを取材で過ごしました。
たくさんの場所を廻りま
した。しばらく舞台など
の紹介が続けられそうで
す。
しかし、今週はあいにく
の天候が続きそうです。
それが辛いですねぇ。
たくさんの能舞台を楽しませていただき有り難うございます。
晩秋の田園風景好いですね。
「背合」、「せなごう」漢字も読みもいいですねぇ。
私もこういう地名が大好きです。
なんだか嬉しくなってきます。理由もなく。(笑)
最近合併だなんだで、北○○とか東○○とか、安直で妥協の産物みたいな地名にうんざりしているからでしょうか。
さて、能舞台ここ何年もt買われていないのでしょうか?それとも年一回お祭りの日に使われるのでしょうか?
私の住んでいる備中地方では秋祭りに、神社の境内に舞台を仮設し、年一回備中神楽が奉納されます。
こうした使われないままの能舞台は将来どう
なるのでしょうかね。文化財級に見えますが。
背合の集落は、孤立しているように見えますが
周辺にも人家が沢山あるのでしょうか。
意外な程、木戸が綺麗ですね、
使わないの?
青い空に白い雲、遠くに大佐渡山脈、
美しい風景ですね、空気まで甘くて清清しさを
感じるわ
先週の土曜日曜に取材した能舞台を
一挙に紹介しているところです。
天気も良かったので、そこそこ良い
感じで見ていただけるものと思って
います。
良い地名がどんどん無くなってきている
感じがします。もったいないことです。
こうした小さな字名は市町村合併では
消えないかもしれませんが、それでも..
さて、この舞台についてですが、使われ
ることは何とも言えません。初詣のある
頃だけ扉は開かれるとは思うのですが..。
背合。大きい集落ではないですが、
見えている以外にも家はあります。
海に向かい緩い傾斜面に家々が並
びます。向こうに海が見える良い
場所です。