今回の震災について、長岡市内で大きな被害を出した地区に太田地区がある。山間部である同地区は、先週末ですでにかなりの積雪。
この現場は以前報告しているが、しばらく立ち入らないうちに、道路がつけ替えられていた。前回の報告では太田川を挟んだ対岸からの写真であったが、今回は至近距離からの撮影となった。
震災で崩れた家、崩壊した道路上に取り残された乗用車。道路の付け替えで多少風景に変化はあったが、現在も震災後のままである。撮影した後の今週前半、かなり雪が降った。たぶん今はさらにその量を増しているはずだ。
痛々しい災害現場が見えるのもつらいが、覆い隠してしまうのもまた困りもの。せめて今冬くらいは少雪をと願う。まもなく1月17日をむかえる。阪神淡路大震災の日だ。昨日からNHKをはじめとして各テレビ局は、震災特別番組を放送している。テレビで見る神戸の姿は人々の涙を誘うが、当地の姿もまた涙を誘う。
写真を撮影している現場近く。一人の老人が現場近くをいったり来たりしていた。何か言いたそうでもあるが、会話ができない。住み慣れた土地の無惨な変わり様をどのような思いで見ているのだろう、とつい思うと声をかけられない。無言のまま挨拶もせず、申し訳ない気持ちになったが、撮影後すぐ現場を立ち去ってしまった。
10年前の大震災は人口密集地での都市型震災。今回の震災は、過疎地山間部型震災と地方都市型震災と言えばよいか..。いずれにせよ、今後の防災政策や復興のあり方の教訓となるよう祈る。
この現場は以前報告しているが、しばらく立ち入らないうちに、道路がつけ替えられていた。前回の報告では太田川を挟んだ対岸からの写真であったが、今回は至近距離からの撮影となった。
震災で崩れた家、崩壊した道路上に取り残された乗用車。道路の付け替えで多少風景に変化はあったが、現在も震災後のままである。撮影した後の今週前半、かなり雪が降った。たぶん今はさらにその量を増しているはずだ。
痛々しい災害現場が見えるのもつらいが、覆い隠してしまうのもまた困りもの。せめて今冬くらいは少雪をと願う。まもなく1月17日をむかえる。阪神淡路大震災の日だ。昨日からNHKをはじめとして各テレビ局は、震災特別番組を放送している。テレビで見る神戸の姿は人々の涙を誘うが、当地の姿もまた涙を誘う。
写真を撮影している現場近く。一人の老人が現場近くをいったり来たりしていた。何か言いたそうでもあるが、会話ができない。住み慣れた土地の無惨な変わり様をどのような思いで見ているのだろう、とつい思うと声をかけられない。無言のまま挨拶もせず、申し訳ない気持ちになったが、撮影後すぐ現場を立ち去ってしまった。
10年前の大震災は人口密集地での都市型震災。今回の震災は、過疎地山間部型震災と地方都市型震災と言えばよいか..。いずれにせよ、今後の防災政策や復興のあり方の教訓となるよう祈る。