地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

地理同好の仲間、阿賀野市出湯温泉集結。

2004年12月12日 17時16分33秒 | 新潟地理歴史
12月10日(土)~11日(日)の1泊2日で、新潟県内の地理同好の仲間が集まった。

 昨晩は実に楽しかった。上中下越からいつもの仲間、病で久しぶりに参加のSさん(全快と言うことで一安心だ)。また、富山からもSさん、石川からHさん。等々、総勢10名ほどの地理好きの仲間が集まった。夕方から石川県より参加のHさんの研究発表を90分以上。長年にわたる研究成果の発表に圧倒された。その後は夕食をかねた宴会でまた地理談話。部屋に戻って私の地震被災報告→富山のSさんからの対馬紀行→三条から参加のKさんの7.13水害報告と、写真をプロジェクターで投影しながらの報告会。気がついたら日付が変わっていた。

 泊まった宿は写真の出湯温泉・清廣館である。木造3階建て。温泉は比較的ぬるめのラジウム泉で、ゆったりとできる。何よりも楽しかったのは、昭和3年築という建物。70年以上建つ木造建築なので、それなりに古びているが、作りの節々に懐かしさを感じさせる。また、内部構造がなかなか複雑なところも良い。探検好きの地理屋には方向感覚を試すのにうってつけの構造だ。時々部屋を間違えそうになった。温泉好きの人には珍しくないのかもしれないが、私にとっては久しぶりの昔懐かしい風情の旅館であった。料理もなかなかよい。

 普段はなかなか会えない同好の仲間が、温泉旅館で親交を暖める。清廣館はそんな語らいの場としては良い場所であった。見送ってくれた女将さんに、また来ますねと言い残し今朝旅館を出てきた。


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