地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

10.23新潟県中越地震98「雪の蓬平」

2005年01月10日 18時43分51秒 | 新潟県中越地震
30cmほど積もった車上の雪を落とし、濁沢地区・蓬平地区に行ってみることにした。

 ずいぶん一挙に積もったものだ。自宅の駐車場の除雪も終えたら汗ばんだ。いよいよ本格的雪の季節だな。などと考えながら自宅を出る。濁沢地区や蓬平地区は、平野部から見ると東山丘陵の中にある山間地。雪の量は当然多くなる。今はどうなっているのだろう。

 村松町付近を通る。道路沿いの電柱もやや傾いたままである。解体作業をしている家屋も見られる。消雪パイプが敷設されている道路にはまだひびが目立つ。本格的復旧工事は春の訪れとともにか..。

 濁沢地区まで来るとさすがに雪の量は多く感じられる。平年並みの積雪まではいっていないと思うが、長岡の市街地から見ると圧倒的積雪量だ。車中からでも、雪の始末や屋根の雪下ろし作業をしている風景を見て取れる。
 一方、固く閉ざした家屋もある。雪の始末は当然なされていない。この様な家は仮設住宅へ入居している家など、家族がこの地を離れている家であろう。気をつけてみていると結構見受けられる。

 濁沢地区を抜けると太田小中学校がある。学校の時計はまだ5時56分のまま。道路脇の除雪でできた壁もそのままで、人が入った形跡がない。

 やがて、蓬平地区入り口にさしかかる。写真の大鳥居が白い世界によく目立つ。ここをくぐれば蓬平地区である。雪の量もさらに増してきた。除雪作業。屋根の雪下ろし。みな、雪と戦っている。
 おおよそのところだが、屋根の雪は1m近くはあろうか..。皆スノーダンプを巧みに操り、気持ちよいほどスピーディーに作業を進めている。雪の落ち着いている内にがんばってもらいたい。




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