佐渡歴史 写真撮影:2009.11.02
旧畑野町三宮地区にあります。
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墓は集落のはずれ。広い水田が眼前に広がる場所です。道路沿いにあるこの敷地を覆うのは背のあまり無い松林。どうもこのような風景になったのはそう古くはないのかも知れません。ただ朽ち果てた木の切り株がありますから、何か木々に覆われてはいたようです。
Photo-02
順徳上皇といえば承久の乱(1221年)の責めを負い、鎌倉幕府から佐渡に流されたお方です。後鳥羽上皇、土御門上皇も同様それぞれの地に流されました。いつも思います。もう800年という長き昔のこと。京の都で雅の世界にいた先の天皇が佐渡へ。当時としては佐渡はとんでもない辺境の地です。どんな思いであったでしょう。近くには上皇の皇女の墓もあります。わが身の上を思うのと、我が皇子や皇女の行く末を案じたに違いありません。今はひっそりと昔の史実を伝えています。
Photo-03 (順徳院天皇々子三宮御墓所とあります。院とは上皇を指します。)
Photo-04 (佐渡国雑太郡三宮村とあります。雑太はさわたと読んで下さい。)
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Photo-07 (扉には菊の御紋ですが、さびがひどく朽ち始めています。)
Photo-08 (三角点を敷地内で見つけました。蓋がついています。)
【順徳上皇・関連サイト】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A0%86%E5%BE%B3%E5%A4%A9%E7%9A%87
順徳天皇 - Wikipedia
http://www.sadokisen.co.jp/syuuryo/mam/mam_ayum.html
朱鷺のいる島 佐が渡島 佐渡汽船
http://travel.biglobe.ne.jp/tguide/spot/s06369.html
順徳上皇火葬塚(真野御陵)の旅行ガイド - BIGLOBEトラベル
http://www.niigata-inet.or.jp/teradomari/shiseki/02.html
詩情豊かな寺泊の史跡
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写真撮影:2009.11.02
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2009年 地理の部屋と佐渡島 sadorekisi
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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やはり寂しい場所でした。
でも上皇が佐渡に流されたお陰で京文化も
入ってきました。
佐渡の発展に寄与された方だと思います。
「ミヤコワスレ」を見て京を偲んでいたのでしょうね。
3日に雪が降ったそうですが、もう消えたでしょうか?
畑野には第一皇女の墓もありますね。
さて、三日に降った雪は昨日は金北山
を少し白くしていました。それを見届
けた後長岡に来ていますので、、その
後はどうか?
このような御陵は観光目的で行くこともないから地元の人しか知らず、荒されずにひっそりと昔の面影を残しているのですね。
爺の岩国城見学にお付き合い頂き、有難う御座います。
有名な後鳥羽上皇の影に隠れ、順徳天皇の事は知りませんでした。
小倉百人一首の中に一句読まれて居るのですね。
後鳥羽上皇と一緒に佐渡に流され、此処に眠っておられるのですか!?
伝記に寄れば最後の悲惨な死に方が哀れですね~!
其れではまた明日!・・・
「順徳上皇の御陵」は真野で見たおぼえがありますが、三宮のお墓は淋しい所にありますね。
この画像を拝見し、上皇一人ではなく一族郎党が流されたという事も思い知りました。
鎌倉には良く行きますが・・・
この地を中心に幕府が開かれた当時、京から遠い佐渡ヶ島に流された上皇がいたことを思うと、もののあわれが感じられてなりません。
学生の頃は鎌倉市の寮にいたので、どちらも縁が深いのかなあ~~!!
建てられていますね。しかし、痛みも激しい
ようで、配流された者の哀れさを感じます。
ところで放鳥した朱鷺が島内で群れを作って
色用ですね。今度は成功すると嬉しいのですが。
やはり昔は佐渡は遠かったんですね。
どうしても島流しの対象に。
現在は観光の地に。
順徳天皇のことは全く知りませんでした。
百人一首最後の歌は、承久の乱直前に詠まれたとか…。この時代の佐渡というのは、京から見るなら死地に追いやられたと同然だったのでしょうね。
順徳上皇のことは知りませんでした。
今、リンクを拝見しましてお勉強させていただきました。
「ももしきや・・・」と、ディックさまも書かれておられますが、
25歳のとき、このような歌を詠まれ、一族の心の歴史を感じました。