新潟港からフェリーに乗り、その船が両津湾へと入った頃。進行方向左手には姫崎灯台が見える。遠巻きにもその辺から湾奥へ向かっての海岸に段丘が認められ、海岸地形を楽しめる方々には思わず望遠を利かせて写真撮影へとなる人もいよう。もちろん景色がよいのでそうでない人にもレンズを向けてしまう人はいようが..。
さて、そんな風景の中に小さな円錐形の山が見える。目をこらしていないとわかりづらい。何しろ標高106.5mほどの目立たぬ山である。
この山は宇賀山と言い、旧両津市両尾地区にある。この山頂には地元では「うかじんさん」と親しまれる小さな神社がある。商売繁盛の神、宇賀神社は、正月臨時バスなども出るくらい初詣でにぎわう。
ただ、一つだけこの神社へ詣でる際頭に入れておきたいことがある。階段の数が多いことである。車を降りて山に登るその階段は、一挙に100mあまりの高度を稼ぐ分の段数になる。何段あるか数えようと、チャレンジしてみても、しだいに疲労から数を忘れてしまいそうなくらいだ。
何事も安易に懐を暖かくすることはできない。それ相当の苦労をして稼ぎがあるものと、この神社は訪れるものに苦労を強いている。ということで、当方は正確な段数を知らない。また、御利益もあったのかどうか..(笑)?
この神社にチャレンジする際、おすすめするのは写真の門が見える側から登っていただく事である。裏側からも登れるが、こちらからの方が苦労が多い。つまり御利益も..。
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写真撮影:2005.7.01
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2006年 地理の部屋と佐渡島 sadorekisi
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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「うかじんさん」にあやかりたいものですね・・・もちろん、平地からお参り(笑い)。
本当にあやかりたいです。
いくら買っても宝くじな
んかも当たらないし..。
ですが、ゆっくりと歩いて
宇賀神の山を登るのも良し。
当然そこから見える風景も
良し。
努力の向こうに得るものあ
りと教えてくれる、それが
宇賀神の御利益なのではと
思います..(笑)。