地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

ICF-6000

2005年02月19日 09時04分32秒 | 趣味と管理人から
 ミリタリールックのラジオといえば、松下のクーガNo.7とこのICF-6000。ソニーはスカイセンサー6000と名付けている。名機5900の次の型番。ユニークなデザインが災いして、完全動作の美品はオークションに出ても落札価格はぐんぐん跳ね上がる。小遣いの範囲内でねらうのなら、完全動作の美品は避けたほうが財布のため。でも、そもそも出品数自体少ないので、それでも多少の覚悟を持って望まねばならない。

 所有するものは外観上幾つか破損箇所があるが、動作も悪くないし、我慢の範囲内にあるものである。ミリタリールックという面では、クーガNo.7とくくることは可能だが、所有すればわかる。軍用トランシーバーを意識したボディーは、よりワイルドな感じを受ける。つまみやスイッチ類は手袋をしたままでも操作ができる。大した機能を与えられているわけではないが、かえってそのシンプルさが雰囲気を醸し出している。いつでも使えるようにと長らく車中に置いていたら、音が少し割れ気味になった。残念なことをした。やはり30年ほどたったラジオ。アウトドアー指向に作られているとはいっても管理に気を付けた方が良かった。今は自室に置いている。

 MW 530~1605KHz、FM 76~90MHz、SW1 5.95~6.2MHz、SW2 3.9~12MHzと短波帯の49mbを拡大したバンドを持つのが目立つが、基本的には一般的構成のラジオとなっている。感度、音共に1975年発売という、このころの一般的なレベルと思う。ラジオ工房によると定価は1.76万円となっている。スカイセンサーと銘打っての登場をしているが、外部アンテナ端子などもあるわけではなく、BCLマニア向けに作ってあるわけではない。 だが、不思議な魅力のあるラジオだ。無理をしないことを前提にねらってみる価値はある。

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