ようこそ。地理の部屋と佐渡島へ。023

　宇宙船地球号の乗組員となってもう四十数年。つまり地球を四十回以
上まわったのかぁ．．．。

　人間五十年．．。の文句ではないですが、やはり積み重ねてきた歳を
考えてしまいます。

　今の自分の有り様が嫌いではありませんが、四十にして惑わずの境
地に達しているようにも感じられないと自省します。

　昨日、同僚から「よろこびもかなしみも　幾年月」のビデオを借りま
した。映画は長編ですので一気に見ることができず、四十分ほど見たと
ころで、一旦止めています。

　物語の上とはいえ、灯台守という過酷な仕事への気概も感じられ、当
時の人たちの生き様に感じ入るものがあります。
さて、自分はというと．．．。

　もうすぐ三月です。今年も転勤やご退職の同僚がおります。特にご退
職の方々には、仕事上の灯台、水先案内人的な感慨を抱きます。やがて
自分もそのような歳になるのでしょうが、さてどうなる事やら．．。


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写真は赤泊の天狗塚の銅像です。この近く、高台からは遠く越後の山並みや
越佐海峡を見下ろせます。目立たない場所ですが、なかなか良い場所であり
ます。撮影時、人気のないこの地に先客がありました。美しい女性でした。
「こんにちは」と挨拶だけ交わし、彼女は立ち去り、かわって自分は高台へ
と向かいました。何か思うこと有ってきたのかなぁ．．。とすれ違った女性
の事を考えながらの訪問でありました。現場の景色はすばらしいですので、
人気がなければ物思いにふけるのには良い場所かも知れません。
同地に関する記事が、佐渡地理カテゴリーにあります。

地理の部屋と佐渡島・管理人