地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

10.23新潟県中越地震18「FMナガオカの外国語サービス」

2004年11月03日 17時35分59秒 | 新潟県中越地震
 FMナガオカはコミュニティーFM局である。周波数76.4Mhz。地域の情報をレスポンス良く提供する心強い放送局だ。ここ2~3日ということであるが、震災あるいは支援情報などを午後4時50分からと午後7時50分から提供している。言語は、ポルトガル語、中国語、英語である。日本人アナウンサーが提供する情報を日本語でゆっくりと読み上げてから、同じ内容を各言語で読み上げる。録音の問題か明瞭度に少し不足があるように思われるが、これらの言語を母国語にしている人々には問題ないと思う。

 地震を経験したことのない外国人も多い。言葉・習慣等違うわけであるから困っていると思われるが貴重なサービスである。この手のサービスは神戸の震災で行われたことをテレビ報道で見たことがある。災害時気を遣わねばならないことが本当に多岐にわたっていることを感じさせてくれる。

 ちなみにこの話題をNHKラジオの放送で知った。放送の中で、長岡市内には約2000名の外国人がおられると伝えていた。人口20万人程度の地方都市としては、ずいぶん外国人がいるものだと改めて感心させられた。震災直後からこのサービスが始まっていれば、皆さんの不安はさぞかし小さなものとできたであろう。小さな地方局では平素よりこの手の事態に備えていることはできぬと思うが、NHKラジオはできるのではないであろうか。第2放送などでは外国語講座をあれだけやっているのだから..。 

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