円形の台座の上に一つの火炎式土器。歴史の教科書などで目にすることがあったものと思う。ここ長岡市を始め、中越地方各地で同様の土器が発掘されている。
縄文土器。これを見たとき、心がひっくり返る思いだった。
人間生命の根源。その神秘を凝縮し、つきつけた凄み。
私はかつてこんなに圧倒的な美観にぶつかったことはなかった。
全身が”ぶるぶる”ふるえあがった。
岡本太郎
長岡悠久ライオンズクラブ 認証25周年記念事業 1987年1月
駅構内の説明書きにはこんな岡本太郎氏の記述があった。なお、一帯の火焔式土器については下記のURLなどが参考になる。
新潟県立歴史博物館・馬高遺跡
http://www.nbz.or.jp/rekibun/iseki/umadaka.html
長岡市HP・馬高・三十稲葉遺跡
http://www.museum.city.nagaoka.niigata.jp/sisetsu/umataka.html
長岡市HP・最近発掘された遺跡
http://www.museum.city.nagaoka.niigata.jp/bunkazai/iseki.html
信濃川火焔街道
http://www.kaen-kaido.com/gallery/gallery.html
世界遺産資料館HP
典型的な火焔(火炎)土器が多く出土する縄文遺跡群
http://homepage1.nifty.com/uraisan/47/4703kaendoki.html
邪馬台国大研究HP・馬高遺跡・三十稲葉遺跡
http://inoues.net/club2/madaka.html
信濃川コンパスHP・信濃川五十三次・第十七番縄文文化の馬高遺跡
http://hrrmlit.hokurikutei.or.jp/~shinano/tazuneru/53tugi/29/29index.htm
JR長岡駅構内にて撮影
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写真撮影:2006.3.11
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2006年 地理の部屋と佐渡島
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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岡本太郎さんのエネルギッシュさが伝わってくるようですね。
万博での太陽の塔は、個性的で自己主張をしているように思ったものでしたが・・・
ご存知かもしれませんが、「明日の神話」という作品がいま修復されています、1968年から1969年にかけて、メキシコで新築予定のホテルのロビーを飾るために描かれた絵画でほったらかしになっていたものを日本に持ち帰ってきたそうです、
原爆が炸裂する瞬間をモチーフとし、未来に対する強烈なメッセージを発しているものだそうです、
わたしは新聞写真でしか見たことはありませんが、強烈な個性の持ち主だったことはわたしにもわかりますが・・・
私も以前そのことをテレビで見た記憶があります。
岡本太郎さんは天性の芸術家であったと思います。
貴重な作品ですので、修復され、日の目を見ても
らいたいものです。
原爆がモチーフと言うことですから、廣島か長崎に
..。そんな思いも..。
確かにこのような火炎式土器を実際に間近で
見ると、何とも言えない迫力が実感される
ものなのでしょうね。
当時の人間がそれを作成している状況などを
心に浮かべると、想像は果てしなく広がって
行く気がします。
さて、岡本太郎氏と言えば管理人様はその昔
「グラスの底に顔があったっていいじゃないか!」
と言い放つCMをご存知のことでしょう。
ロバートブラウンの景品(?)として太郎氏がデザ
インした顔つきのグラスが配布されたことがありま
した。あの顔でそのセリフを言う氏は強く印象に
残っています。
で、つい最近それを職場の同僚がネットで落札したん
ですよ。1ダースのうち2個を譲ってもらい、私は
それで日本酒を楽しんでいます。
丁度良い大きさで重宝しております(笑)。
今日は真稜を頂く予定です。
ほぼ9割がた佐渡の酒であります(笑)。
読む者の身体にまで衝撃を与えますね。
種子島にも旧石器時代の遺品が発掘されています。
思える、躍動感があります。
古代の人が作った土器とは
思えない位、精巧に
出来ています。
火炎式という言葉も始めて
知りました。
皆さんにも申し訳ないです。
正確には火焔式です。
うっかりしていました。
訂正です。
さて、縄文式土器というと
縄目紋というイメージがあり
ますが、このタイプの土器だ
けは違いますものね。
火炎土器の芸術性。
本当に今から数千年物前のもの
かと..。
ですが、時代の新旧を問わず、
創作という打ちから湧き出る衝
動があったに違いありません。
かくして、グラスの底の顔。
ありましたねぇ~。
ロバートブラウンでしたか。
今ではあの当時の価格からは考
えられないものとなり。買って
しまいます。角やOLDとて..。
貧乏学生であった当方は、red
やオーシャンホワイトが良いと
ころの頃でした..(笑)。
芸術は爆発とか..。
かの方はとにかくショッキングな
言葉を好んでいましたね..。
衝動。
芸術にはデザイン性、色合い、間
その他諸々の衝動がほとばしって
いるものと..。
それを見る側がキャッチする。こ
のこと、太古の昔からイメージす
るものもあり、一方で自然から受
けることもあり..。
感受性に磨きをかけねばと思うば
かりです。
さて、小学生のとき新潟国体がありました。
その時の聖火台が火焔土器をかたどったものでした。
子供心に「カッコいいなあ」と思ったものです。
同じ年に東京オリンピックがありました。
その聖火台は、なんとつまらない形だろうと感じたものです。
火焔土器を創った縄文人の感性はすごい。
PS
かんりにんさんの写真は美しさにいっそう磨きがかかったように感じられる。
お久しぶりですね。
最近半蔵金にいけなくて..。
さて、新潟国体とは..懐かしい。
聖火台としての火焔式土器のデザ
インは秀逸のものと思います。
今日の誰もが考えつかないものと.。
奇抜なデザインに目を見張ること
は確かに多いですが、古代の人の
それにはやはり感性(と表現して
ましたが)を感じます。きっとそ
こには湧き出るような、あるいは
切々と受け継がれてきた意識や伝
統があったものと..。
さて、文末の言葉にはまいりまし
た。失敗作が多くて、自分でも困っ
ています。せめてものの中からの
紹介です..(笑)。