小千谷市東山地区を流れ下る朝日川。その川が刻んだ谷あいの地が東山地区。山古志に隣接する付近一帯は、錦鯉の生産地帯の一角を占めている。
川に沿う国道291号を進んでいく。浦柄と小栗山の境界付近では、新幹線が一旦トンネルから抜け出る。写真はそれを写している。この辺一帯には、山が崩れるなど深刻な傷跡を見うるが、ここだけは何事もなかったようだ。この一年間何度かここを通ったが、何度通っても新幹線関係施設の強靱さに感心している。
さて、写真右側にも目配せを..。消火栓の高さが気にならないだろうか。こちらは冬季の降雪のことも考え、背の高い消火栓が設置されている。他に比較するものがないのが残念であるが、積雪のあまりない地域の方々にとっては珍しい消火栓であろう。
今は雪を待つばかりとなったこの地域。本格的降雪期を前に復旧作業が急ピッチで進められている。取材に向かった朝は、そんな復旧作業に向かう車両で渋滞していた。現地は現在東山トンネル前で通行制限をしている。許可証のない車は入れないのでご注意を。実質立ち入り禁止と言うことである。
<写真撮影:2005.11.23> 2005年 地理の部屋と佐渡島