地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

再訪・妙宣寺

2007年01月13日 15時27分54秒 | 佐渡歴史



 昨年、盆の帰省の際に家族で訪ねた。妙宣寺は旧真野町竹田にある。暑さの和らぐことのない真夏に訪問したが、その時に雪中の妙宣寺を見てみたいとの思いも抱いた。かくして、年末に再度の訪問をしたわけであるが、残念かな雪中の妙宣寺の願いは叶わなかった。

 寂しい冬の季節であるので、人はいなかろうと思っていたら、観光バスが一台あった。あいにくの小雨であったが、バスガイドさんの回りには10数人の観光客。海も荒れがちなこの時期の観光客の姿。嬉しいのと、佐渡の旅を満喫してもらいたいとの願い。寒い中の撮影となったが、気も暖まる妙宣寺再訪であった。

 下は、説明書きの看板からのものである。夏に訪問した際に既に紹介しているが、資料のためにと掲載しておく。

「妙宣寺」説明の看板から
古くから北陸道七ヶ国法華の棟梁で、寛文年中身延・池上・中山三ケ寺の輪番寺となり、明治十一年独立本山と定められた名刹である。
もと順徳上皇に供奉した北面の武士遠藤為盛(日得上人)の開基と言われ、初め新保(金井町)にあったが嘉暦元年(1326)雑太城主本間泰昌の居城付近に移り、後に今後に移ったものである。
文永八年(1271)日蓮聖人佐渡配流の時、日得は妻千日尼と共に深夜ひそかに食物を送ってその厄難を救った話は有名である。
日蓮真筆曼荼羅・消息文、日野資朝の写経等を蔵するほか、境内にある文政八年(1825)建立の五重塔は、県内唯一のものである。
真野町教育委員会


 さて、写真は仁王門である。延宝五年(1677)当山最古の建造物にして、朱塗りの跡を残し、往古の善美を偲ばせる。と簡単な説明がある。山門前の駐車場を進むと最初にこの門を通るが、この前まで来ると、五重塔が右手前方に見る。妙宣寺の良い風景はすでにここから始まるのである。


---------------------------------------
写真撮影:2006:12.29 佐渡市真野竹田
---------------------------------------
2007年 地理の部屋と佐渡島 sadorekisi
---------------------------------------
http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
---------------------------------------


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (mico)
2007-01-13 16:37:34
茅葺の屋根が風情がありますね、
機会があれば訪ねてみたくなりました。
雪の無い新潟、珍しいですね。
返信する
micoさんへ。 (かんりにん..)
2007-01-13 17:34:01
こんばんは。

とっても良い所ですよ。
竹田地区には紹介している
ところ以外にも良いところ
があります。
まだまだ取材は継続しなけ
れば..(笑)。
返信する