古い地形図015 「小千谷」 (1:25000)
長岡市から見て三佛生のある小千谷市は信濃川上流の隣町である。
注:画像はスキャニング後縮小をしている。縮尺は正確ではない。
信濃川右岸。小千谷と長岡の境は浦柄付近である。地図からわかることだが、以前は古志郡六日市村と称していたようだ。今では六日市のたいがいは長岡市になっている。その対岸(左岸側)は千田村(ちだむら・現小千谷市千田地区)の三佛生である。「さんぶしょう」と読むのだが、なかなか読めない地名だと思う。
さて、地図を見ていると今の風景との違いを随分感じる。なにより川沿いに広い桑畑があることだ。現在の様子を国土地理院のウォッちずの図と比較して欲しい。かつての桑畑はすっかり普通の畑か水田や宅地となっているし、小千谷大橋もできたりして国道17号はここを通っている。道路沿いにはショッピングセンターなんかもできたりして、随分様変わりしてしまった。
古い地形図を見る時、その図面ができた頃からどのような過程を経て今に至ったかを想像する。それもまた古い地形図を見る楽しみなのである。久しぶりの古い地形図シリーズであった。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=55387655&slidex=0&slidey=0
国土地理院・ウォッちず
地図閲覧サービス(試験公開) 553876 2万5千分1地形図名:小千谷 [北東]
地図データ1:明治四十四年測図昭和六年修正測図同二十五年資料修正(行政区画・鉄道)
地図データ2:昭和二十五年三月二十五日印刷同三月三十日発行
---------------------------------------------------
geographical figure graph list 032
---------------------------------------------------
地理の部屋と佐渡島 2008.03.01(データ作成)
---------------------------------------------------
http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
---------------------------------------------------
地理院の地図5万分の一を、住居を中心に20枚くらいを持っていますが、楽しいですね。
2万5千分の一もダブりながら10枚以上あります。
昔は参謀本部の作成の地図だとか言っていた記憶があります。
色のない印刷のが半分くらいです。
地図はロマンがありますね。渓谷だとか樹林相も判るし、がけ崩れも、登山道の厳しさも、時間がかかりますが、山の稜線までもが出てきますね。
おっしゃるとおり地形図は見ていて楽しいです。
国内25000も50000も相当の枚数が手
元にあります。たぶん100枚とか200枚と
か..。大学時代に買ったものも相当あります。
学科がすでに分野でしただけに。
そのせいで新潟県下だけでなく、全国いろんな
ところのものを買い、眺めてていました。
甑島とか小笠原諸島なんてものも結構おもしろ
いですよ。
こんにちは!
久しぶりの地図ですね。
現在と比較するのも楽しいですね。
ご指摘のとおり、広大な桑畑があったようですね。
また「三佛生」読みにくいですがいい地名ですね。
次回も楽しみにしています。
久しぶりの古い地形図シリーズでした。
今日は一日家であれこれしています。
その合間に地形図を取り出しました。
またよいものを探してみます。
引き込まれてしまいますね・・・(笑い)。
地形図ほどすばらしいデータベースはないですね。
この一枚に夢もロマンも、無限の情報が載っています。好きな人間にはたまらないツールです。
地形図は楽しいですよね。
県内はもとより、地形的に
おもしろそうなところを
一時集めたものです。
古いものは難しいですね。
何かよい入手先ないでしょ
うか..?
以前は古い書店なんかの
マップケースの下なんかに
あったものなのですが..。
私も桑畑に目を引かれました。そういえば県の養蚕試験所も昔はあったわけだし…。今、市内で桑畑が見られるところってあるのかしら。
おぉ! 浦柄小学校がある~。ここも地震で土地すらなくなってしまったからねぇ…。
久しぶりに、見ました。
桑畑など、珍しいですね。
私も、地図好きです。
車運転時でも、カーナビは使いません。
地図を見て、楽しみながらドライブしています。
地元ですからイメージもわくことと思います。
しかし、随分今とは違いますよね。
六日町村、千田村、東山村、小千谷町など
地名表記にも目を奪われる地形図なんです。
地図が好きという方、結構いらっしゃる
んだと思います。地形図までごらんに
なった経験はなくとも。
ですが、自分の地元の地形図を一枚持っ
ているのもおすすめしたいですね。
願わくば古い地形図なんか見る機会があ
れば最高です。
子供の頃。
家で蚕を飼っていて、桑取を手伝ったものです。
桑を蚕にやると「サク、サク、サク」と、桑を食べる音が家中に聞こえたものです。
桑の木でチャンバラをしたり、桑の根はじろばたで燃やされ、冬期間の暖を取るのにも使用されていました。
無駄のない生活の一端を
きかせていただいている
ようです。
必要なもののほとんどを
身の回りで供給させる。
自然とともに生きていた
時代の知恵が今はどこか
へ..。