
時代の異なる地層が重なるとき、両者の
境界を不整合と言う。写真のものは長岡市
内を流れ下り、信濃川へと注ぎ込む柿川
(という支流)の上流部で撮影。
やや赤みを帯び、斜めに傾斜している未
固化の砂層が水平に断ち切られ、その上に
河川の上流部などで見られる大きさの揃わ
ない岩塊や礫が堆積している。
下記に紹介したURLは、不整合の定義
や写真などを紹介しているもの。気の向く
ままご覧いただければと思う。地学ハイテ
ク写真帳なんかは結構楽しい。あちこちを
移動する際や、身のまわりに見られる地学
・地形学的実例など、わかれば別の意味で
風景を楽しめる。
岐阜大学HPより
http://www.crdc.gifu-u.ac.jp/zukan/tigaku/fuseigou.html
ASTER SCIENCE PROJECT HP 用語集より
http://www.science.aster.ersdac.or.jp/jp/glossary/jp/hu/unconformity.html
地学ハイテク写真帳第四版
http://www001.upp.so-net.ne.jp/fl-fg/06-02.htm
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写真撮影:2006.1.22
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2006年 地理の部屋と佐渡島
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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見事な不整合ですね。
昔「地理」か「地学」で習ったことを懐かしく思い出しました。
ご紹介いただいた「地学ハイテク写真帳第四版」楽しませていただきます。
何時もありがとうございます。
タメになるものを。
自然は良いですよねぇ~。
景観を形作る色々な要素、
地形、地質、気候、動植物、
そして人の営みとその歴史。
どれをとっても興味が尽き
ぬものです。自分の思いこ
みも多々ありますので、皆
さんからのコメントでまた
充実させていただいていま
す。このことに感謝しつつ、
また新しいネタを..。
4126nkさんのサイトの漢字
ネタ.。あれは面白いネタ
です。目から鱗が多いです
ねぇ~。
ご案内のサイトもいいですね・・・。若い社員にも紹介したいと思います。
なお、砂層の年代は?などと、野暮なことは言いません・・・(笑い)。
詳しいことはわかりませんが、
第四期あるいは新第三期のも
の(鮮新世~更新世)と思わ
れます。
そのため、固い地盤があまり
なく、その為この東山丘陵を
含めた一帯が、地滑り地帯に
なっているものと思います。
また、地形分類的には、狭い
範囲ながら、丘陵と平野部と
の境界部には洪積台地が形成
されています。今日でもまだ
丘陵部には幾筋かの背斜軸が
あり、褶曲運動が継続してい
るようで、対岸の西山丘陵側
では、洪積台地と区分される
平坦面がたわんでいます。
関越自動車道で小千谷~
長岡の間を走りますと、山谷
PA付近で平坦面(河岸段丘
と言った方がよいですね。)
の信濃川方向のそり上がりが
見て取れます。通常では、川
の流域の方が下がるはずなの
に逆ですから..。
活断層という言葉もありま
すが、こちらは活褶曲と言っ
ているようです。なお、この
柿川付近では、悠久山断層と
いう断層が丘陵と平野部との
境界付近を通っています。物
の本では活動確信度は結構高
く、神戸の震災を引き起こし
た野島断層と同レベルであっ
たと記憶しています。
ごちゃごちゃと書き連ねま
したが、詳細はプロではない
ので、ご容赦を..(笑)。
たぶん、nakamuraさんの方
が、その分野の方とお見受け
しますので、おわかりかと.。
また、ご親切にありがとうございます。かんりにんさんらしいですね・・・。
なお、勉強になりました。想像して、歩きたくなりますから、名解説ではないでしょうか。
当方の浅学をばらしている
ようなものです..。
また、興味をそそるような
ネタを探しておきます..(笑)。