地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

出雲崎町の断層

2005年04月20日 23時24分36秒 | 新潟地理歴史


 以前出雲崎・西越の断層写真を紹介したことがあります。前後して撮影した写真がありますので再度紹介します。水で濡れている部分とそうでない部分とのコントラストで、地層が断ち切られているのがよくわかります。

 出雲崎町役場前を通る道路は切り通しのようになっています。その道路の拡幅整備をしている現場で見つけました。以前紹介したものが先に撮影されたもので、今回のものは壁に植物を植え込む作業が始まった段階のものです。

 長岡市から見ると西部の丘陵地帯。中越地震の震源を考えると反対側の丘陵地です。褶曲を伴い、断層もあちこち分布しているようです。付近の露頭を見てまわるのも楽しいものですが、断層の存在は不安です。なにしろ、近くには柏崎刈羽原子力発電所がありますので..。(注:出雲崎町の隣町という程度)

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2 コメント

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断層仲間?? (nakamura)
2006-03-30 22:53:58
こんばんは。

見事な断層です・・・。

生きているという感じが良く出ていますから、迫力あり、です。修復の植栽が逆に異質に見えていますね・・・。

この当時は大変だったでしょう・・・。
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Re.断層仲間?? (かんりにん)
2006-03-30 23:06:45
こんばんは。 nakamuraさん。



現場は頸城丘陵の北端近い地域であります。

そんなローカルなことより、断層・褶曲が

台地の動いている、動かざる証拠と言うと

ころに私は惹かれています。



自然は人間にない無為のルールでもって動

く。そのこと、決して冷酷な営みとも思え

ません。



むしろ、過酷な局面を迎えることがあった

するなら、そこから立ち上がるのが人間の

暖かみと叡智のなせることなのだと信じて

います。



この断層露頭。おっしゃるとおり、迫力が

ありましたが、当方が過去見てきたものと

しては、やはり岐阜県は根尾谷断層に勝る

ものはないかと..。



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