地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

奥只見を目指して 02 荒沢岳麓に。 2016.05.16

2016年06月12日 05時34分41秒 | 山の風景

山の風景114 写真撮影:2016.05.16

 

 

奥只見湖の遊覧船。船着き場近くに荒沢岳山麓へと向かう道がある。

 

 

Photo-01

 

 

 今回が初めてか。否。たどってみて思い出した。二度目である。かすかに記憶がある風景が広がる。そうそうと思いつつ車を前に進める。急げない。のんびりとだ。とにかく今回はカメラもあるから、節々で道沿いの風景を撮影しようとも意気込む。そのスタート近くから行き止まりまでの区間を紹介する。

 

 

 

 

Photo-02

 

 

 

 

 

 作家・開高健も愛した奥只見。道は一つの支流沿いを走る。「川は眠らない」。開高が残した一言を思い出すが、渓流と周囲の風景は自然の奥深さと、ちょっとした雄大さを誇っている。この風景の中にいることこそが贅沢の極み。釣りとかグラスを傾けると言うことはその次のことである。

 

 

 

Photo-03

 

 

 

 

 

 一人で来ている。ここで夜を明かしたいよなぁと思っても、物音におびえ昼でありながらも鳥肌がたったりする。奥只見のまた奥という地の、簡単には人を寄せ付けぬというある種の威厳を感じるからだ。

 

 

 

 

Photo-04

 

 

 

 

Photo-05 道以外に人の関与した風景に出会って嬉しくなるほどだった。

 

 

 

 

Photo-06 少しだけ歩いてみた。

 

 

 

 

Photo-07 この道から荒沢岳へとは至らないはず。

 

 

 

 

Photo-08 残雪がこの地の春の訪れの遅さを示す。5月15日撮影。

 

 

 

 

Photo-09 ここが車で来た際の行き止まりである。

 

 

 

 

Photo-10 荒沢岳。 紹介のルートは下図の中荒沢をたどっている。

 

 

 

 

国土地理院・地図閲覧サービス

 

 

 

 


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山の風景114 写真撮影:2016.05.16
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10 コメント

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Unknown (山小屋)
2016-06-12 07:25:18
奥只見・・・
この名に惹かれて奥只見湖を何度も訪ねました。
この林道はしりません。

未生ヶ岳に登りたいと思ってトンネルの中で登山口を
探したことがあります。
いつも通り過ぎてから「しまった!」と悔やんでいます。
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奥只見 (mcnj)
2016-06-12 07:46:42
山の麓に残雪ですね。
雪深いところであることが、わかります。

奥只見湖遊覧の後で、新潟へでましたが、この道だったでしょうか。
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奥只見 (つちや)
2016-06-12 08:25:05
お早うございます
今朝は公園の掃除で5時過ぎの訪問でしたが閉まって居ました。

独身の頃、一度だけ奥只見湖遊覧で訪ねたころとがあります。
こんな山道など当然知りません。 熊は出ないのでしょうか? 
昨日のテレビで秋田の熊捕獲のニュースを観ました。
一人ではちょっと怖い所のようです。
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こんにちは (多摩NTの住人)
2016-06-12 14:00:12
良い天気で青空と新緑がとても綺麗ですね。まだ残雪が見られるのですね。
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奥只見の道路 (山ぼうし)
2016-06-12 14:40:01
30年前頃に一度だけ通りました。栃木~福島から奥只見湖沿いを通り実家に帰りました。クネクネ道路が厳しかった印象があります。
今なら、もっと途中途中で寄り道して、ご紹介の沢沿いに上ったり・・・。したいものです。
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木柱標識に目が留まり ()
2016-06-12 18:18:16
こんばんは、地理佐渡管理人さん。

指定文化財の標識を懸命に読もうとしたのです。
中荒沢亜高山帯植物群のその下の文字“万年青”かと一瞬思ったのですが
「万年雪」ですねその下の文字が消えかかっていて読めませんね。
万年雪があるということは、氷河があるということにつながる?のかと・・・
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Unknown (ディック)
2016-06-12 20:54:00
まずはGoogleMap で、地図をしっかり確認して、それから前日の記事から拝見しております。
山の名前にも弱いし、そちら方面の地理にも弱いので…。
いいところだなあ、と思うのと同時に、このドライブ、一度自動車を降りて歩き始めたら、周りには本人以外に誰もいないんだろうな、と想像し、うらやましいような、怖いような…。
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奥只見 ()
2016-06-12 21:02:52
こんばんは。
奥只見で遊覧船に乗った事がありました。
白と一緒でしたが、何時の頃か忘れてしまいました。
この林道は覚えていません。
随分雪深い所ですね。未だ残雪が見えましたか。
山野草との出会いもありましたか。
楽しみですね。
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お早うございます(*^^*) (安人(あんじん))
2016-06-13 05:05:49
奥只見湖の遊覧船は見えて無い様ですが

多くの観光客の皆さんが乗船されるのでしょうね

雪が残ってます 山々にも・・

今年は雪が遅かったでしたかね~

昨日は疲れを出して1日ゴロゴロしてました

大きなイベントが有りました

乗り物フェスタ・・自衛艦にも乗れたんですがネ

ヴェルニー公園と三笠公園の2ヶ所の公園で
。。

残念でした(泣)

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お越しの皆様へ。 (かんりにん..)
2016-06-13 06:21:37
おはようございます。久しぶりにしっか
りした雨が降っています。涼しくて過ご
しやすいです。あとはこの雨がいつやむ
かが問題です。畑にとりましてはもう十
分ですが、果たして予報通り昼過ぎには
あがるでしょうか。

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■山小屋さんへ。
未丈ケ岳。確かにその登山口となるトン
ネルの切れ目は難しいですよね。
僕とても自信ないです。挑戦してみた
い山の一つですが、ここは単独で行く
のは避けたい山ですねぇ。

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■mcnjさんへ。
新潟へ戻る道では無いですよ。
この道はむしろ奥只見の銀山平から
荒沢岳の麓を目指す林道です。

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■つちやさんへ。
はい。銀山平。奥只見には熊もいま
すよ。猿とかカモシカなんかもいる
と思います。自然の奥深さは折り紙
付きでしょう。

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■多摩NTの住人さんへ。
訪ねたこの日は最高の日でした。
奥只見は快晴の時に行きたい場所です。
あれからほぼ一月。行きたいのですが。

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■山ぼうしさんへ。
湖岸の道をたどったのですね。大変
でしたでしょう。僕は過去幾度かた
どっています。とにかく長い道です。

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■裕さんへ。
さすがに氷河までは形成されない
ですね。標高がどうしても問題で
して、この程度の標高ですと、年
によっては万年雪とは言いましても
融けきることがあるのです。

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■ディックさんへ。
はい。僕一人。訪ねた時期はまだ
通行不能区間もあるくらいでした
から、寂しいものです。林道へは
入りましたが、やはり車外に出ま
すと熊が気になりました。

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■紅さんへ。
はい。山野草はずいぶん撮影しました
が、それはそれで後日紹介の予定です。
なにせ、秋山郷で撮影したものもあり
ますから。

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■安人さんへ。
>昨日は疲れを出して1日ゴロゴロしてました
日頃アクティブに活動されていますから、
たまには休まないと行けないでしょう。
ところが、そんなさなかにイベントがあ
りますと残念ですよねぇ。

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