動植物 写真撮影:2010.10.16
全草を乾燥させ、煎じて飲む。千回振り出しても苦い。
Photo-01 センブリ リンドウ科センブリ属 Swertia japonica
花期:8~11月 生育地:山野 分布:北海道、本州、四国、九州
センブリという薬草を知ったのは、すでに他界している祖母か母からの教えからだったと思います。子どもの頃、今は建てかえられてない実家の台所のすみに、いつも乾燥したセンブリがあったのが懐かしいです。
いつの頃か学校の秋の登山の際に、見つけたら少し採ってこいと言われた記憶がありました。担任の先生にセンブリとはどんな植物かと、まだ本物を見ぬ自分が問うたのを覚えています。そして、これがそれであると先生は教えてくださったのです。どういうところに生えているかもです。
自分の印象では花が咲いている姿はあまり印象がありません。たぶんまだつぼみの時期に登山があったのでしょう。大人になって昔の記憶をたどることになるとは思いませんんでしたが、ドンデンで山野草の写真を採るようになった時に必ずと思っていたのがこのセンブリです。たぶん昨年も秋にドンデンに来ていたと思いますが、花の姿を紹介はできていなかったかも知れません。
今回はなんとか紹介できました。花期が11月までとありますが、そのことはあながち間違いでは無さそうです。ドンデンはすでに10月26日にゲートが閉められましたが、山が晴れる時があればまだ咲いているのかも知れません。大切な山野草。ですが、何かたどりたい思い出と共に、本当は一つ採ってきたかったです。子どもの頃採取して持ち帰る途中、生のまま実際なめてみたら本当に苦かったのです。
Photo-02
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Photo-05
【かんりにんより】
ドンデンでは時期が来ますとセンブリを見かけることができます。ただ、気になるのはたくさんあるから良いじゃないかという安易な気持ちです。そんな気持ちでこの植物を採取するのは避けたいものです。人々が自然と共に生きていた時代でしたら、採取にもルールというものがありました。
過酷な環境の中でこの植物は生きています。この植物の苦みは薬効のあることをまさに象徴しているかのごとくでして、さも御利益がありそうです。ですが、気の向くままに採取してはやがて姿を見られなくなる可能性があります。思い出に一つと思う気持ちもありましたが、やはり撮るだけに自分はしました。それが一番だと思うし、願いでもあります。
今回撮影した場所では、気をつけないとてんてんと顔を見せているつぼみたちを踏みそうなくらいで、とても嬉しい風景でした。これがいつまでもと願わずにはいられません。
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2010年 地理の部屋と佐渡島
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An animal,a plant,an insect and else
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名だけは聞いていたと言うことはありま
しょうね。花は綺麗ですが、とにかく根
などは超苦いですよ(笑)。
おかげさまで勉強してしまいました。
ありがとうございます。いつか実物を
ご覧いただき、またこの根が如何に苦
いかを味わってもらいたいなぁと思い
ます。こうして色々な種を紹介し、
皆さんから初めて見たとか、大切にし
なくっちゃね。と言う言葉をいただく
と、嬉しいですし、紹介したものとし
ても襟を正していねばと気が引き締ま
ります。
貴重なセンブリ
初めて拝見させていただき
有り難うございました。
人間のエゴで
自然界からどんどん貴重な動植物が
姿を消すのは
情けなく悲しいものですね。
美しいドンデン山の自然が
末永く保たれますように
ご活躍お祈りしています
今回見たものはごく小さいものですが、
10㌢くらいまで成長したものも以前は
見ています。ドンデンでも場所によるか
も知れません。
一気にたくさんの記事にコメントをいただ
きました。見て頂いてありがとうございま
す。センブリですが、ドンデンでは小砂利
の浮くような場所で見られます。他の植物
には少し過酷なところを好むようです。
まさに口に苦しです。良薬か否かは
わかりませんが、古くから言われて
いますから、薬効は認められている
んでしょうね。
そうです。小さいのですが、花は綺麗です。
夏の終わりくらいからドンデンに行きますと
気になってしようのないセンブリです。
まさに腹の薬ですね。子どもの頃に
そのように聞いていました。今では
この味を確かめることもないですが、
子どもの頃に経験したあの苦さは覚
えています。
落語の落ちのようですね。カメラを持ってい
る方から、とっても良いかと言われれば、
撮っても良いという風に応えるでしょう(笑)。採るでは無かったと思えますね。
綺麗ですね。
美しいですね。
清楚な花ですね。
素敵なショットから、様子、雰囲気、伝わってきました。
見せていただき、siawase気分です。
眺めて、心癒しでした。
ありがとうございました。
ブログ交流って、いいものですね。
いつも、コメント&応援ポチに、深謝です。
かわいい花ですね~。
良薬は口に苦し・・・。
センブリ、名前は良く知ってますし、飲んだこともありますが母が薬局から買ってきたものでした。
苦くて飲まされるのが苦痛でした。
こんな綺麗な花をつける植物だったのですね~@p@!
まさに小さなリンドウですね。
昔は摘んで来るほど沢山生えていたのでしょうか、大事に守ってあげたいですね。
知らないと通り過ぎてしまいそう。
最後の蕾、お見事ですね。
もう閉山になって誰にも見てもらえずにひっそりと咲いているのでしょうか。
「せんぶり」の名前久し振りに見ました。
薬効があるとは聞いていましたが、健胃と育
毛に効果があるようですね、検索して知りま
した。
何故かこの名前だけは以前より聞き及んでい
ました。
台風の影響で予定が云々とのこと迷惑なこと
ですね、今年はこれが最後でしょう。
想定どうり少し右にそれ駿河の国では普通の
雨の状況でした・・・。
実話(撮ると採る)
河口湖に大石公園と言う富士のビューポイントがあります。そこでブルーベリーの苗木を販売しているのですが、その看板木にたわわに生ったブルーベリーを観光客がとっていいですかと聞かれたので地元の写真仲間はどうぞどうぞと答えたら実を採りはじめたそうです。
嬉しいです。で、雄神や女神にもあったの
ですね。それを知れたのがまた嬉しいです。
なかなか小佐渡の山にはあがりませんが、
気をつけてまわらねばと思います。
薬草として以前は良く採取されたと
思いますが、今では自制したいもの
です。やはり山野草としての魅力
をいつまでもと思うのです。
ドンデンのものは10㌢も伸びるかなぁ
といった感じです。小さいです。あの
独特の苦みは子どもの頃の記憶に覚えて
います。今では撮影だけ。採ったりはし
ませんが..。
ドンデンでは写真のような場所を好んで
自生しているように思えます。現場では
足の踏み場が無くて困りました(笑)。
センブリには私も地理佐渡さんと同じような経験が
あります。
山に行くと祖母にいつも採ってくるようにいわれました。
普通の山ではなかなか見つかりませんでした。
小学生の遠足で男神山、女神山に行った時、初めて
みつけました。
その頃は雑草のように生えていました。
確かに今は希少植物です。
とるのは写真だけにしたいです。
リンドウ科なのですね、蕾を見ていたらわかります。
千回振り出しても・・・それでセンブリと名前がついたのですね。
こんな環境で咲いているのですね~やはり取ってはだめですよね。
地理佐渡さんの記事の中で初めてまともに名前の知っている花が出て来ました。(笑)
センブリ、ちょっと触った位でも手が苦く成りますね。この点はドクダミと同じ様です。
私も中学生の時に親からセンブリを採ってきたらこずかいに成ると云われ採取に行った覚えが有ります。
私の方では低木の茂みの中に結構生えて居ましたね。
この写真の様なもっこりとした感じでは無く50センチ位伸びたのが多かったです。
集めたセンブリを富山の方の薬屋さんが買い求める為だったようです。
雨を降らせた台風14号は風もなく通り過ぎたようです。
午前3時過ぎに目覚めた時は、空の真上に半月も見えましたが今は曇っています。
センブリ、名前と薬草と言うことは聞いて知っていましたが、画像でも現物を観る
のは初めてです。 しかも佐渡のセンブリです。
画像から見ると、岩や石ころの間から生育しているのですね。