地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

10.23新潟県中越地震71「崖下の民家」

2004年12月16日 23時43分18秒 | 新潟県中越地震
山間部での斜面崩落。規模は小さくとも、一軒一軒の家にとってはささいな崖崩れも大問題。

 濁沢地区を訪ねた時にふと見かけた民家。家屋の裏の崖が崩れている。すでに崩れ落ちた土砂は家に迫っている。また、斜面途中には写真のように崩れかけている土砂も見えている。ちょっとした雨や余震が原因でさらなる崩落が有ればと思うと、気が気ではないであろう。

 このように、危険が明らかに見えているものもあれば、もしかしたら重大な危険があるのに目にとまらないものも多々あろう。何がきっかけになるかわからない。人口希薄な過疎の山間部だけに、今後どのような被害が出てくるか...。今はただ、降雪期を前に、少雪・暖冬の年であることを祈るばかりだ。

 今晩はずいぶん冷え込んでいる。明日は雪がちらつくとか。避難している被災者は、仮設住宅で自宅の無事をただ祈るばかりであると思う。

 週末チャンスが有れば蓬平をさらにすすみ、竹之高地町へ行ってみようと思う。ずいぶんと被害が出たとのことである。

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