地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

ツリガネニンジン 2011.10.22

2011年10月26日 05時02分45秒 | 動植物

動植物 写真撮影:2011.10.22

 

トトキゴマ和え

 

Photo-01 釣鐘人参 学名: Adenophora triphylla var. japonica

キキョウ科ツリガネニンジン属

 

 

『佐渡の花』携帯版より。

 「山でうまいものはオケラにトトキ、嫁に食わすに惜しゅうござる。」と俚謡に歌われる。「嫁に行くと、喰われなくなるからせっせとお食べ。」に登場するトトキは、春の根生葉の若菜のこと。トトキ(朝鮮語)、ノゴマ(赤泊山田)と呼び、「トトキゴマ和え、ウドなます」といわれゴマ和えが一番旨い。

 

 

 

 

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さらに同書(佐渡の花)の説明から。

 色々と変異があり、佐渡にも海岸性で照葉で全草に毛がないハマシャジンや、全草に毛が密生するシラゲシャジン(品種・佐渡方言ケトトキ)がある。シャジン(沙参)はツリガネニンジンの慣用漢名である。大佐渡山地の尾根部の砂礫場のものは、花はずんぐりした広鐘型で節間つまり、高山型のハクサンシャジン(タカネツリガネニンジン)型である。

 

 

 

 

 

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 今回紹介のものは、旧赤泊村の筵場という集落から少し山手に入ったところで撮影しています。ちょうど海岸沿いの道から丸山という集落をへ、旧畑野町へと抜ける道があるのです。この道沿いにはてんてんと山田なんぞがありまして、とてものどかでよいのです。今回はそんな山里での撮影でした。花期は『佐渡の花』ですと6~9月とありましたが、里山では今まだ咲いていました。

 さて、今号からしばらく10月22日撮影の佐渡南部で見た山野草を紹介する予定です。実はまだ先に撮影して紹介したい種はあるのですが、たまには旬を逃さずというのも大切で、先にこれらを並べてみたいと思っています。

 

 

 

 

 

【ツリガネニンジン・参考サイト】

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%83%AA%E3%82%AC%E3%83%8D%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3
ウィキペディア

http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/sympetalae/campanulaceae/tsuriganeninjin/tsuriganeninjin.htm
岡山理科大学 総合情報学部 生物地球システム学科
植物生態研究室(波田研)

http://www.e-yakusou.com/yakusou/442.htm
e-yakusou.com

http://www.plantsindex.com/plantsindex/demo_html/demo_db/result54130.htm
植物図鑑・撮れたてドットコム

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/turiganeninjin.html
群馬大学・ボタニカルガーデン

 

 


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2011年 地理の部屋と佐渡島
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21 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
山道 (つちや)
2011-10-26 05:31:24
お早うございます
私には花よりも山道が気になり地図を広げて眺めています。
畑野の長谷寺へ抜ける道ですね。 この山道は越えたこと
がありませんので、一度通ってみたいものです。
浦津集落から真野に抜ける山道は、徳和のムジナ、天狗塚、
梨ノ木地蔵といろいろ見てきた懐かしい思い出の道です。
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Unknown (nakamura)
2011-10-26 06:12:35
おはようございます。

お~、品のよいツリガネニンジンです。
今の時期に残っているのですね。
こちらとずいぶん雰囲気が違います、北国はだいたいが上品です。
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ツリガネニンジン (山小屋)
2011-10-26 06:36:41
他でみるツリガネニンジンより花も
葉っぱも大きいような気がします。
子供の頃、ゴマ和えでよく食べました。

祖母が山菜取りの名人でした。
また、秋にはマツタケをたくさんとって
きました。
自転車で街の旅館に持って行くとよいお金に
なりました。
「お駄賃」が貰えたのが嬉しかったです。

今朝は冷え込んでいます。
北風も吹いていて寒そうです。
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Unknown (どんぐり)
2011-10-26 08:05:59

「赤泊村」。佐渡へ、私が初めて行った所で懐かしく思います。
まして、
野に咲く「ツリガネニンジン」の写真を拝見し
嬉しいかぎりです。
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山でうまいものはオケラにトトキ (日本男道記)
2011-10-26 08:14:52
おはようございます。

この紫の花と胡麻和えがどうしても私には結びつきません。

相当な食いしん坊?なんですが。(笑)

さて今朝は快晴で冬ちかしを感じさせました。
布団から出るのに時間が少し掛かりました。
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おはようございます★いつもお世話になっております (うーたま)
2011-10-26 08:38:33
おはようございます

旬を逃さずというのも大切…
なるほど素敵なあなた様の佐渡情報
旬のとっておきの花々
楽しみですね

とても上手に撮影されていらして
目の前で拝見させていただいている感じが
一段と見事ですね。


これからも更なるご活躍お祈り申し上げます
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ツリガネニンジン (ひろし爺1840)
2011-10-26 08:53:31
!(^^)!お早うございます!
秋のグリーンフェア①の鑑賞にお付き合い頂き有り難うございました。

鈴なりに咲くツリガネニンジンが可愛いですね~!
ソチラではトトキとも言うのですか~!
胡麻和えにして食べたらさぞ美味しいのでしょ~ね~!
一度作って食べて見た~い!(^^)!

('_')今朝は先日の広島植物園の続きをアップしましたのでお付き合い下さいね。
('_')それではまた金曜日にお会いしましょう!
('_')来訪コメントをお待ちしていま~す!バイ・バ~ィ!
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Unknown (the-fuji)
2011-10-26 09:57:28
昔の人は、自然を上手く活用したものですね。
嫁に食わすなは初ナスも言いますね、女性軽視の証ですね。
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美しい姿ですね~ (hirugao)
2011-10-26 10:34:54
随分と姿が綺麗ですね。

大きくなりすぎずすっくりしているのがいいですね。
そうです、hirugaoも旬を大切にしております。
できればなるたけですが。

今日は見事に寒さを感じます。
初冬のようです~
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花ごと食べる? (西恋おじん)
2011-10-26 12:41:46
ツリガネニンジンは、どこかリンドウの花に似ているようですね。
花ごと胡麻和えにするんでしょうか?
ホウレンソウの胡麻和えなんかは、好きでよく食べるんですがね。旬なのですね。
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