アメリカの民主党を裏で操る金の亡者ネオコンが窮地に追いこまれているようです。これが本当なら世界にとっては朗報じゃないでしょうか。
宮崎さんが報告してくれています。戦争を仕掛けて金儲けを計るネオコンの恐ろしさにバカなアメリカ人も気が付いて来たということなら大歓迎ですが、そうは甘くないのでしょう。さて、どうなることやら。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和五年(2023)8月21日(月曜日) 通巻第7872号 <前日発行>
ネオコンの断末魔? ウクライナ支援継続の声が少なくなって焦り
振り向けば議会は「ウクライナ支援を打ち切れ」が多数派になっていた
米国政治の外野席でネオコンの理論を率いるのはビル・クリストフである。かれはネオコンの理論誌『ウィークリー・スタンダード』の編集長。
父親のアーヴィング・クリストルは『ネオコンのゴッドファーザー』と言われたユダヤ人理論家、元トロッキストとしての活躍が知られる。
アーヴィング・クリストルは、政治や文化を論じる『ザ・パブリック・インタレスト』や、国際関係論を扱う『ザ・ナショナル・インタレスト』を創刊した。2002年までは『ザ・パブリック・インタレスト』の編集委員をも務めた。2009年に死去。
息子のビルはレーガン政権の教育長官だったウィリアム・ベネットの首席補佐官をつとめ、ブッシュ・シニア政権ではダン・クエール副大統領の首席補佐官。以 後、シンクタンク「アメリカ新世紀プロジェクト(PNAC)」の議長。2008年にはジョン・マケイン共和党大統領候補の外交政策アドバンザーを務めた。
ネオコンはいまのバイデン政権の下で依然、強い政治力をもつ。かれらは戦争継続のために200万ドルの広告キャンペーンを開始した。共和党のなかにはウ クライナ支援の声が萎み、バイデンが議会に要求した追加の20億ドル支援の行方は不透明となった。「これ以上の支援はいかがなものか?」とする懐疑論が大 きくなった。
ビル・クリストルは、ネオコンの影響力を維持するために常に新しい政治団体を創設し、募金の母胎としてきた。クリストルの「反トランプ」という組織は「ネヴァー・トランパー」と呼ばれ、トランプを目の敵としている。
広告キャンペーンはテレビ、オンラインで配信され、とくに8月23日に開催される第1回共和党大統領候補者討論会でテレビスポットが放映される予定。ただし、この討論会にトランプ前大統領は(ドングリの背比べではあるまいし)「いまさら」と言って出席しない。
クリストフのパートナーであるロングウェルは『ワシントン・ポスト』のインタビューで、「ウクライナへの支持率の実質的な低下は過去2年間で最低となっ た。多くの共和党有権者がウクライナやゼレンスキーについて軽蔑的な言葉(タッカー・カールソンがゼレンスキーを『でていかない居候』と比喩したように) で語るのは憂慮すべきだ」と答えた。
直近のCNN/SSRS世論調査では、共和党員の71%がウクライナ戦争への新たな資金提供に反対している。対比的に民主党員の62%が支持している。
それにしても、金儲けの為なら戦争を起こすという死の商人という発想はやはりウシハクの考えなのでしょう。
それを防ぐのはシラス国の日本こそが出来ることなのじゃないでしょうか。まさに武田邦彦さん曰くの誠実と恩義の世界かも。
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