流石にそのスピードが落ちているように思えるムーアの法則がいよいよ限界を迎えるのでしょうか。
その限界を見越したのかChinaがシリコンからカーボンに変えるのだそうです。
宮崎さんが取り上げてくれています。カーボンとなるとこれも日本のお家芸ですが、平和ボケ政府が又半導体と同じようにChinaに売り渡すのでしょうか。
何と言っても、この業界には売国東レがいるだけに不気味です。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和三年(2021)5月18日(火曜日) 弐 通巻第6913号
「ムーアの法則」は物理的限界が近く
中国が次のハイテク半導体を画期できると豪語する理由は?
インテルの共同創始者ゴードン・ムーアが1965年に予言した。
「半導体の集積率は18か月で2倍になる」。これを斯界は「ムーアの法則」と名づけた。
現に、最初の半導体応用から半世紀を経て、チップはクレジットカードの中にも積載され、スマホの機能たるや、デジカメより精 密な写真が撮れ、音声入力でデータの検索が出来る。道に迷ったらスマホがナビにもなるほどに技術は革命的にアップした。
ICの集積率が激増した、そのうえ価格が安くなったからだ。
半世紀前、自動車電話が普及し始めた。大きくて、重たい携帯電話は警察とか、マスコミ関係だけ、一般のサラリーマンはポケッ トベルだった。ベルが鳴ると、あちこちにあった公衆電話から連絡した。それでも当時、ポケベルを持っているのが自慢だった。
通信は5Gに移行し、地上局やシステムでは中国のファーウェイがトップの位置についた。半導体は、台湾のTSMCが、インテ ルを超えた。米国は設計と特許に胡座をかいて、下請けに半導体生産を委託した。日本は追い抜かれた上、周回遅れとなった。
ムーアの法則通り、倍々ゲームを先行させた新興勢力が、既存の創造メーカーを超えた。そしてIBMは次世代の2ナノ開発に成 功した発表した。
中国は次の先頭に立つにはシリコンウエアに代わって、カーボンに材料を切り替える可能性を露わにした。
これは劉鶴副首相が唱え、中国国務院の専門家チームが主導的な役割を果たすことになるという(サウスチャイナモーニングポス ト、5月18日)。
それにしても半導体はどこまで進むのでしょうか。物事には限界もあると思うのですが、それを打ち破る力が人類には残っているのでしょうか。
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