Chinaの大学生の衆勝率が悲惨なことになっているようです。日本のバブル崩壊の時もひさんでしたが、そんなものは比較にもならない惨状のようです。
宮崎さんが取り上げてくれています。あの時の日本の学生さんのその後も悲惨ですが、Chinaの学生さんはそれどころじゃないでしょう。何とも、あわれですね。
「宮崎正弘の国際情勢解題より」 令和六年(2024年)9月23日(月曜日)弐
通巻第8423号
中国の公式統計では18・8%(若者の失業率)
学生寮の雑用係に大學修士課程の若者が複数
チャイニーズヒルビリーエレジー(その6)
中国国家統計局が9月20日に発表した若者(16歳~24歳)の失業率は18・8だった、これは公式数字で、GDP三割水増しの中国で『本当の』数字は二倍と考えればよいから38%あたりだろう。
新卒に職がないのだ。
モラトリアムの続きを求めて海外留学か大学院という手がある
裕福な家庭の子弟の話だ。因みに大学院生が新入学生とより多いという珍現象が北京大学、清華大学、復旦大學などの名門校。学部学生数と大学院生の数がそのうちならぶかも知れない。
裕福でない卒業生は、バブル時代に8000元まで跳ね上がった初任給が3000元となって女工さん並みに。
しかし他に職がないから応募するか、それともとりあわずウーバーかアリババの配達で凌いでいる。その数、じつに1000万人と想定される。
雲南宝山大學で学生寮の雑用係を募集したところ採用した三人が修士だった。警備員のひとりは修士で天津師範大学の修士だった。
南京航空大学で警備員を採用したところ、物理学修士だった。
こういう現実を前に、大學へ行っても意味が無いと考える若者が一方で増えるのは当然だろうし、詐欺にはしるコンピュータ学生が顕著に増加していることも判明している。
このまま崩壊したChinaはどうなるのでしょうか。その悲惨な未来が見えるようです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます