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★ロシア、東部四州を併合。ウクライナはNATO加盟を声明

2022年10月07日 | 国際

 ウクライナのNATO加盟に英独仏など主要メンバーの反応はないに等しいのだそうです。
  それでも、プーチンが譲歩してきたことは大きいようです。宮崎さんが報告してくれています。
  果たして今後はどうなるのでしょうか。停戦かそれとも益々混乱するのか。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和四年(2022)10月3日(月曜日)
 通巻第7481号

 ロシア、東部四州を併合。ウクライナはNATO加盟を声明
  ウクライナ戦争の決着の筋道が見え、プーチンが初めて停戦を呼びかけた

 10月1日、ロシア国防省はウクライナ東部ドネツク州の要衝リマンから撤退したと発表した。前日にプーチン大統領はドネツク州とルガンスク州、南部のヘ ルソン州とザポロジエ州をロシアに併合すると宣言し、「永遠にロシア国民だ」とのべたばかりだった。呼応するかのようにローマ法王も停戦を呼びかけた。カ ソリック総本山の呼びかけはウクライナ向けの発言である。

 四州の併合に関して西側は一斉にプーチンを批判した。
同日、ウクライナはNATO加盟を声明し、欧州の旧東欧メンバーが直ちに支持を表明した。
 ポーーランド、チェコ、スロバキア、モンテネグロ、北マケドニア、ルーマニア、そしてバルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)の九カ国である。
ところが英独仏など主要メンバーの反応はないに等しかった。しかし、ようやくウクライナ戦争の決着の筋道が見え、プーチンは停戦を呼びかけたことは注目して良いのではないか。

 ゼレンスキー大統領は、リマン奪回を宣言し、一方、ロシアは当該地区からの『戦略的撤退』を認めた。
ロシア国内では予備役招集に反撥し、およそ20万人が国外へ逃げ出した。

 またスウェーデンにつづいて、イタリアで保守政党の躍進があり、10月2日の」ラトビア選挙でも保守系が第一党となり、親ロシア政党は議席を失ったようだ。動きが加速されている。


  やはり、ロシアの終わりでしょうか。となると、追い詰められたプーチンの動きが気になります。
  プーチンが核の使用に踏み切る恐れはありそうです。


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