何と、Chinaの若者に宝くじブームだそうです。一体、何があるのでしょうか。
宮崎さんが取り上げてくれています。どうやら失業率が原因のようです。いよいよChinaの終焉も近いのでしょう。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和六年(2024)4月1日(月曜日)弐 通巻第8197号
中国の若者に『宝くじブーム』、23年度売り上げは12兆円超
失業率悪化、大学を出てもマジな就労先が殆ど見当たらない
23年度大學新卒は1058万人。失業率は14・9%と発表された。
23年6月に数字は更新し、若者の失業率は21・3%と急増していた。ところが3月の全人代で「全体の失業率は5・2%」と公式発表があった。24年の新卒は1159万人。
中国の統計数字は三割水増しが常識、逆に悪い数字は半分に凝縮される。従って推定数字で言えば、若者の失業率は43%くらいだろう。実際に職場が「消えている」のである。
因みに日本の若者の失業率は4・2%、米国7・5%、フランス16・3%。日本のような売り手市場で失業があるのは、落ちこぼれ、閉じこもり、鬱病が原因だろう。
さて社会現象としての顕著な変化は宝くじ売り場の増設ぶりだ。ショッピングモールから地下鉄の出入り口、路上、ついには宝くじつき喫茶店も登場。三分の一ほどがスクラッチオフ(インスタント籤)だ。
中国には公営ギャンブルとしての競馬、競輪、ボートはない。パチンコもないから庶民は小銭を賭けあって路上でトランプ、金持ちはマカオへ行く。公営の宝くじは『福祉籤』、『スポーツ籤』、そしてスクラッチオフである。
2023年の宝くじ売り上げは、じつに37%増となって、806億ドル、邦貨完全で12兆円を突破した。
日本の宝くじ売り上げは22年度統計で8324億円だから、中国の宝くじ売り上げは日本の12倍強となる。いかに異常な数値であることが了解出来る。若者の就職難ストレスが大きな原因ではないか。
それにしてもChinaの若者も気の毒ですね。宝くじに逃げる人生とは何とも憐れです。
やはり、若者が職がないような国は存在価値がない。中共を叩き潰すことこそが急がれる。
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