☆ウイスキーと2人の花嫁(Whisky Galore!)
1949年のリメイクだっていうんだから、驚きだ。
よくも戦後たった4年で、こんなにおもしろいものを作れたものだっておもう。
とはいえ、のんびりした映画で、だんだんちょっとずつおもしろくなるんだけど、さらなる驚きは史実に基づいているってことだ。スコットランドのエリスケイ島にSSポリテイシャンン号っていう貨物船が漂着して、どえらいたくさんのウヰスキーが積み込まれてて、さらにはそれとともに皇太子の秘密の写真まで積み込まれていたっていう国家機密まで絡ませてくるのピーダー・マクドウガルの脚本は上手だね。ギリーズ・マッキノンの抑えているのかいないのかよくわからない演出もほほえましいし。
グレゴール・フィッシャーのとぼけた爺さんぶりもいいし、ナオミ・バトリックとエリー・ケンドリックの姉妹もまたほのぼのした美しさでいいね。まあ、幼い頃にオリジナル作品に感動して、以来どうしてもリメイクしたいと願い続けてきたっていうイアン・マクリーンのプロデューサー根性を買おう。