Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

番外編60. ハイブリッドシステム

2011年07月02日 | Kyoto city
 デジタル一眼レフを、フイルム時代のライカより大きいシステムにしてはならないと、 私はしきりにこのブログで書いている。デジタル・ペンシステムは確かに小さいが、それでもライカシステムより二回りぐらい小さい程度なのである。
 デジタルペンが小さいとプロモーションされるのも、いまのデジタル一眼レフシステムが、あまりにも肥大化している理由もあろう。
 二つの機材を並べた画像を見ていると、ライカにはモノクロームフィルムを積め て、デジタルペンと一緒に持ち歩いたらなかなか格好が良いと思わせるものがある。それにライツレンズは、マウントアダプターでデジタルペンと互換性がある。これは復古調ではなく、トヨタのプリウスのようなハイブリッド・システムなのであろうか。
 私自身、本格的に使用した最初の高級機材が、お下がりのキャノン6Lであり、レンジファインダーに慣れているといった、若い頃からのDNAがあるのだろう。だからデジタルペンのEVFも親近感を持って使っている。
 フィルムライカM4Pに、パナソニック・ライカ・マクロエルマリートを付けたE-P2、それに広角ズームレンズを付けたE-PL1を持ってゆけば、このハイブリッドシステムに不足はない。これがC社やN社の機材では、サイズからして似合わないし、むしろデザインは喧嘩するよね。それでは手に余るよな。

OLYMPUS E-PL1,M.ZUIKO DIGITAL 14-150mm,f:4-5.6
ISO800,42mm,露出補正+1/3,f5.4,1/100,iFinish
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