Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

私の小さな旅29. 幕張の心象映像

2011年07月16日 | field work
 現在の幕張新都心がある場所には、子供の頃の記憶がある。漁師をしている幕張の叔父が、「幕張の海に遊びに来ないか」と誘ってくれたのである。陽に焼け、海で鍛えたいかにも体格の良い漁師の叔父である。
 少し大きめの舟で叔父のたくましい腕で艪をこぎ、遠浅のような水深の浅い幕張の沖合に連れて行ってもらった。遠くには水平線と夏の名残のある陽射しが、記憶に残っている。私の幕張の心象風景であろう。
 今は、すっかり変わってしまった幕張新都心を徘徊している私の眼前にあるサインボードに書かれてある、「打瀬(うたせ)」という文字をみると、そんな昔の記憶がよみがえってくる。そう、ここは昔漁師の叔父の舟で連れてきてもらった、幕張の海があったところなのだ。
 今では千葉市立美浜打瀬小学校という名前に、かすかな昔の記憶を思い出す。そしてこのオープンプランを持った画期的なデザインの小学校は、あの建築家集団シーラカンスの代表作の一つなのである。

幕張新都心,2011年6月25日
OLYMPUS PEN E-P2,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f/2.8.
ISO200,露出補正-1/3,f4.5,1/250,iFinish
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番外編61. EP-2の欠点!?

2011年07月16日 | Kyoto city

 京都は、祇園祭のピークである。昨日、今日と宵山である。今年は梅雨明けが10日程早かった上に、もう節電なんていってたら、熱中症にかかってしまうぐらいの暑さだ。関西はものすごく暑いのだから、事故でもないのに勝手に電気を止めないでよ。全く東京人の発想には、あきれるよ。
 そんな昨日の夜、宵々山に出かけた。今年は天気がよかったためか、例年より人の出足は大変多い。宵々山でこんなこんな人出だと、明日は、歩けないほどだろうか。
 手元には、E-P2にバナライカ・マクロエルマリートレンズ1本だけ持参。このレンズは、夜の撮影ではどんな案配だろうかという興味があった。
 相変わらずこのレンズの写りは良い。他方E-P2のボディとバナライカ・マクロエルマリートの組み合わせは、時折コントラストの低い被写体だとピントを大幅に外して、なかなか合わないことがままあった。このあたり被写体の認識の甘さがE-P2の欠点!?、なのかもしれない。
 となれば、E-P3に少し過剰な期待をしてしまう。多分AFのスピードよりも被写体認識力だと思うけどな。
 明日は山鉾巡行だが、暑いから行きたくないですね。

四条通,2011年7月15日
OLYMPUS PEN E-P2,M.Zuiko Digital ED9-18mm.
ISO200,12mm,露出補正-1/3,f2.8,1/100,iFinish

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