Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

私の小さな旅32. 夏の日

2011年07月27日 | field work
 小浜の西津港を散策していた。光が綺麗だったためか、E-P3の画像がよくなったためか、大変シャープな描写である。実感から言ってやはりE-P3になってから画像が少しばかり良くなっていると理解したほうがよいだろうか。であれば、このボディでしばらく暮れそうだ。
 今日は、講義、実習、クロッキー教室とフルにスケジュールのある一日だった。今日のクロッキー教室の裸婦のモデルさんも髪の長い二十歳代であり、スタイルは平均的にスリムだ。ここのところ若い美形のモデルさんが続く。やはり二十歳代の体型は圧倒的に綺麗だと思いながら、描いていた。
 今日は、そうかスリムというのは、こんな風に描けばよいのかといった具合に、 少しばかりスリムな体型が私なりに捉えられるように感覚が復活してきたと思われる。
 毎週開かれるクロッキー教室も、忙しくて一寸休むと突然描く感覚がわからなくなり、つまりは下手になってゆくので一定期間は通い続けないと、体型を捉えられるようにはならないだろう。
 今日で15回続いた前期の水曜日の授業が一斉に終わる。どういうわけか随分長く感じた。来週からは、F6号のクロッキー帳を持参して教室へ直行したいと思う夏の日である。

小浜市西津漁港,2011年7月23日
OLYMPUS PEN E-P3,M ZUIKO DIGITAL 9-18mm,f:4-5.6
ISO200,焦点距離9mm,露出補正-1/3,f11.1/640,iFinish
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私の小さな旅31. 漁師町の古い旅館

2011年07月27日 | field work
 福喜旅館の庭の一番大きな松の木に、トビが巣を作っている。いつも雛達の餌くれコールで、親のつがいは頻繁に餌を探しにでかけてゆく。トビは身体が大きいから庭を飛んでいるときは迫力がある。
 でっとっさにデジタルペンE-P3で撮影。オートフォーカスが早くなったので、こうした鳥たちの動きもピントが追えるようになった。ようやくデジペンも、他社のトビのようにずうたいの大きい!(笑)一眼レフの性能に近づいてきた。
 小浜というのは、文化財もあり多くの寺もあり、味覚もよいのだが、観光地客が多く訪れる名所ではない。冬は日本海の越前ガニが福井県の名物だが、それは黄色いラベルを貼ったブランドものであり、すこぶる価格が高く、福井県でも敦賀以北の大きな船を要する港町の話である。
 でも、ブランドものでなくとも越前ガニに変わりはなく、小浜港に陸揚げされる少し形の悪いカニでも食することができるそうだ、という話を女将さんから伺った。
 そんな地味な小浜の性格が、観光客があまり訪れない理由かもしれない。だから、この街は俗化されることもなく静かであり、古い港町の風景がどこかフォトジェニックに、私の目には見えるのだが。そんな漁師町にある古い旅館に泊まっていた。

小浜市福喜旅館,2011年7月23日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f/2.8.
ISO200,露出補正-1/3,f8,1/800,iFinish
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