デジタルペンのボディをE-P3にしてから、同一レンズで従前と比較すると、やはり画像が少しシャープになっているようだ。新センサーと新画像処理エンジンの故だろう。
こうした第三世代のデジペンの画像に眼が慣れると、従前の機種を使おうという触手が働かなくなるようで、一寸こまった。早く第三世代の後継機種ペンミニが出て欲しいところだ。私はペーパーに出力しないので、あくまで画面上で比較した話である。
そのことは、デジペン或いはマイクロフォーサーズという規格が、機能面で日進月歩の進化をしつつある好ましい状態だといえよう。撮影した画像を拡大してゆくと、ピクセルの集合体になり、このどこが高解像度なのかと不勉強な私は、少し不思議な気分になる。
外付けファィンダーも新タイプが登場するあたりは、いまだに他社が低解像度のもの1種類しかないことに比べれば、撮影者の志向をよく反映している。私の場合、このしっかりした性能の外付けファインダーがあるから、当時先行していたパナソニックからオリンパスに乗り換えたわけだし、結構重要な要素なのである。
新機種のファースト・インプレッションをまとめると、こんな案配だろう。
小浜市西津漁港,2011年7月23日
OLYMPUS PEN E-P3,M ZUIKO DIGITAL 9-18mm,f:4-5.6
ISO200,焦点距離18mm,露出補正-1/3,f10.1/250,iFinish