Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

私の小さな旅27. ついポチッと!!!

2011年07月14日 | field work

 撮影機材のなかには、時間が経ってから中古価格があまりさがらないという機種がある。あるいは時間が経つほど評価が高く、十分今でも使えるのでは、といった具合にである。フィルム時代のオリンパスペンFTとか、OM2SPといった種である。
 それらは、ペンFとOM1の二代目である。初代も優れているが、オリンパスは、二代目に大変実用的機種が登場するようだ。私などOM2SPなど喉から手が出るほど欲しかったという記憶がある。
 まあ、何を言おうとしているかというと、デジペンのE-P2は、時間が経っても傑作ではないかと思うからだ。なによりデザインが良い。昔のオリンパスペンFには、軍幹部にダイヤルはなかった。そのダイヤルを見せたくないばかりにボディに沈めたのは正解だった。ところがE-P3で平凡にも軍艦部にダイヤルを設けてしまった。あれは一寸疑問だ。ガイドナンバー値の低いフラッシュなんか外付けで良いのだから、E-P2同様のダイヤルとしてほしかったね。
 実際に使用していても、E-P2は、しっかりつくりこまれた感覚が感じられて心地よいし、プロ並みに撮影する人向きの仕様になっている。個人的には、3インチ液晶モニターへ数多くある機能のなかでデジタル水準器を搭載したのはその証左だろう。だから時間が経っても利用する人は多いのではないか。そして今は価格が安くなってきたからお買い得であるし、今買っても損はしないと思われる。
 E-P2は、AFのスピードも速いわけではないが、といってプロスポーツの撮影をしない限り、あまり問題はない。だから、デジカメとしては、これからも長くつかえるプロダクトだと思う。私のE-P2はバナ・ライカレンズが付けっぱなしの専用ボディになりそうだ。
 そう思いながら、先日予約したE-P3が届くのが来週である。一寸軍艦部に突出したダイヤルがある賑やかなデザインは、いまいちだが、まあ使い勝手が大変良くなったというので・・・・ついポチっと!!!してしまった。

幕張新都心,2011年6月25日
OLYMPUS PEN E-P2,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f/2.8.
ISO200,露出補正-1/3,f4,1/125,iFinish

コメント
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